2020.07.21

作り方

オリジナルはっぴの背中に入れる文字の決め方

オリジナルはっぴの背中に入れる文字の決め方

オリジナルはっぴでは自分で決めたデザインを入れられるのが魅力ですが、その分どんなデザインが
いいのか迷ってしまうものです。特に、はっぴの背中部分に入れる文字は、はっぴ全体の雰囲気を
決める“デザインの要”ともいえるため、映える素敵なデザインにしたいですよね。
そこで今回は、はっぴに入れる背中の文字の決め方を4つのステップに分けてご紹介します

1.はっぴの背紋の決め方

はっぴの背中に大きく入れる文字や家紋は「背紋(大紋)」と呼ばれ、企業やチームなどの看板
にもなるとても大切な部分です。イベントやお祭りでは背中に文字を入れると目立って粋な
雰囲気になります。今回は背紋の中でもとくに文字に注目してご紹介しますが、
文字入れする場合は次の流れで進めていきます。

  • 背紋の文字を決める
  • フォントを選ぶ
  • サイズを決定する
  • 背紋の加工方法を決める

それではそれぞれのステップごとにくわしく見ていきましょう。

2.背中に入れる文字を決める~ステップ1~

はっぴの背中にはさまざまな文字を入れられますが、中でも次の背紋が人気です。

団体名

イベントや展示会で羽織る場合、所属が分かりやすいように団体名を入れる人が多く、
おすすめの背紋のひとつです。オリジナルはっぴでは、背紋の団体名に合わせて
企業ロゴを入れるチームも見られます。

スローガン

はっぴの背紋には長めの文章を入れることもできるため、企業理念やイベントへの意気込み、
チームの応援スローガンなどを10字程度で入れるのも人気のデザインです。
スローガンをはっぴの背紋に入れると、自分達のアピールしたい世界観をかっこよく
表現することができます。

「祭」「和」など漢字一文字

一番目を引く背中のデザインとして、漢字一文字を大きく入れるチームも少なくありません。
特に「祭」や「和」、「絆」といった漢字をデザインする人が多く、○で囲うとより
粋な雰囲気となります。

家紋・紋章

神社などの特定の団体では、家紋や紋章を大きくデザインすることもあります。
文字ではありませんが、家紋や紋章は人気が高く、デザイン性の高いはっぴになります。

3.文字のフォントを決める~ステップ2~

背中に入れる文字を決めたら、次はフォントを決めていきましょう。
はっぴの背紋で世界観を表現するには、フォントも非常に重要ですが、オリジナルはっぴでは
何十種類というフォントの中から選べるため、頭を悩ませるポイントでもあります。
背中に入れたい文字にピッタリのフォントは何か迷ったら、人気の高い以下のフォントから
選ぶのがおすすめです。

  • 般若

  • 江戸勘亭流

  • 勘亭流

  • 寄席文字

  • 楷書体

  • 相撲体

  • 大髭体

  • ポップ体

  • 丸ゴシック体

4.文字のサイズを決める~ステップ3~

文字やフォントを決めた後は、背紋の大きさを決めるステップです。
背中の文字が1文字のみの場合や家紋など大きなデザインを1つだけいれる場合は、横25×縦25cm以内
で十分に見栄えがします。団体名など複数文字を入れる場合は、横35×縦30cm以内がおすすめです。
それより小さくなってしまうと文字が小さくまとまり、せっかくの背紋が目立たなくなってしまいます。
背紋が目立たないとはっぴ全体のインパクトも弱くなりますので、要注意です。
一方、スローガンなど10文字以上を文字入れする場合は、横35×縦60cm以内と特大サイズにすると
豪華に見えるため、はっぴが目立ちます。
背紋の大きさではっぴの印象が大きく変わるため、製作する際には、文字サイズも慎重に決めましょう。

5.背紋の加工方法を決める~ステップ4~

背紋を入れる加工方法には刺繍とプリントの大きく2つがあります。それぞれの加工方法の違いに
ついて解説します。

高級感が出る刺繍デザイン

はっぴの背中に文字を入れるなら刺繍デザインが人気です。刺繍をすることで背紋に厚みや
高級感が生まれ、文字の重なりといった細かな表現も再現できるため見栄えがとても良くなります。
また、繰り返しはっぴを使用しても刺繍デザインは劣化しにくいため、イベントや展示会が長期間に
亘る場合は、耐久性を重視して刺繍デザインがおすすめです。

定番のプリント加工

はっぴの文字入れで定番のプリント加工は、大量生産で価格を抑えられるため、価格重視の人に
ピッタリの方法です。プリント加工の中でも、フルカラー転写プリントとシルクスクリーンプリントの
2種類がありますが、フルカラー転写は色数に制限がないため、文字の色をグラデーションにしたい人に
人気です。シルクスクリーンプリントは、製版を行いプリントする方法なので、プリント色1色ごとに
1版必要です。それでも、製版代を除いた1枚あたりの加工代を安くできるため、製作数量が多い場合
には、最適な加工方法といえます。ただ、プリント部分は使用回数を重ねると劣化しやすい上に、
熱を逃がさず夏は暑さを感じやすいので注意しましょう。

6.まとめ

   今回ははっぴの背中に入れる文字の決め方について解説しました。はっぴの背紋を決める際には、
始めに背中に入れる文字を決定します。背中に入れる文字は、団体名やスローガン、漢字一文字などが
人気ですが、家紋や紋章を入れても素敵な雰囲気を演出できます。背中に入れる文字を決めたら、
次はフォントを決めるステップです。フォントははっぴの世界観を決める重要な要素ですが、
種類が多いため、決めきれない場合は人気のフォントから選んでも良いでしょう。また、背中の
デザインサイズははっぴの印象を決めるため、入れる文字数によって大きさを変更することが大切です。
また、用途に合わせて、刺繍かプリント加工どちらのデザイン加工方法にするか選択しましょう。