2021.03.22

作り方

お手軽からこだわりまで!オリジナルはっぴの作り方をタイプ別にご紹介

お手軽からこだわりまで!オリジナルはっぴの作り方をタイプ別にご紹介

お揃いのオリジナルはっぴはイベントをさらに盛り上げるアイテム。仲間と一緒に製作を進めること、それ
自体がイベントと言ってもいいほどわくわくしますよね。
みんなに気に入ってもらえるようなオリジナルはっぴにしたいものですが、初めての製作だと作り方が
イメージできず、どのように進めていけばいいのか悩んでしまうかもしれません。
そこで今回は、オリジナルはっぴの作り方を、はっぴのタイプ別にご紹介します。
製作の流れやデザイン・色の選び方のポイントを押さえてオリジナルはっぴ作りを楽しみましょう。

1.どれにする?オリジナルはっぴの3タイプ

オリジナルはっぴとひと口にいっても、大きく分けて3つのタイプがあります。

  • 特注はっぴ

  • カスタマイズはっぴ
  • 一から作る手作りはっぴ

それぞれの特徴と魅力を見てみましょう。

染色からこだわる特注はっぴ

本体や衿のデザイン、色合いまでこだわれる特注はっぴは、隅々までこだわってはっぴを製作できるのが
魅力です。
デザイン範囲に制限がなく、はっぴ全体をキャンパスのようにしてダイナミックなデザインにできます。
衿の色も好きなように変えられるので、本体と衿のカラーリングを思い切り遊び心のあるものにしてみても
面白そうですね。

既製はっぴに加工を施すカスタマイズはっぴ

既に完成しているはっぴ本体にオリジナルデザインを入れるのがカスタマイズはっぴです。
本体の染色や縫製の手間がなく、フルオーダーより時間やコストを節約できます。
はっぴ本体は既製品ですが、施すデザイン次第で個性的なはっぴを製作できます。
既製品のメリットを活かしながらオリジナリティをしっかりと演出しつつ、コストや手間は抑えるという
バランスを重視した選択肢といえるでしょう。

布を買ってきて一から作る手作りはっぴ

究極のオリジナルはっぴ作りといえるのが、布選びから縫製まで製作工程のすべてを自分で行う作り方です
それなりに手間はかかるものの手作りならではの良さがあり、ほとんど直線縫いで作れるため、
それほど難しくはありません。使える布が手元にあるならあまりコストをかけずに製作できるでしょう。
手作りはっぴの作り方については、「初心者でも簡単にできるはっぴの作り方を紹介!」にて
ご紹介していますので参考にしてみてくださいね。
それでは次章からは、特注はっぴとカスタマイズはっぴの作り方を解説していきます。

2.大胆な総柄がインパクト大!特注はっぴの作り方

まずはオリジナリティを徹底的に追求できる、特注はっぴの作り方を見てみましょう。

イメージに合う布を選ぶ

作り方の最初のステップは、素材となる布選びです。
軽やかな印象にしたい、つやのある高級感溢れるはっぴにしたいといったイメージに合わせるだけでなく
ハードな動きをするなら丈夫さを重視してシャークスキン、写真やカラフルなイラストを入れるなら
色がきれいに入りやすいスエードなど、用途に適した布にすることも意識しましょう。
厚みや感触を実物で確認できるサンプルサービスの利用がおすすめです。

サイズを選ぶ

特注はっぴは既製品よりも幅広いサイズから選べることが多く、例えばカメオカでは子供サイズから
大人サイズ、ロング丈サイズまで、合わせて9つのサイズをご用意しています。
羽織って着るはっぴはアバウトなサイズ感で問題ないため、9つのサイズサイズバリエーションが
あれば概ねカバーできるでしょう。

デザインを検討する

特注のオリジナルはっぴの作り方で特に楽しいステップが、デザインの検討です。全体のデザインを
自由に決められることが特注はっぴの醍醐味。イメージを膨らませて思う存分楽しみましょう。

見積もりを取る

どのようなオリジナルはっぴにするか決まったなら、希望する布、サイズ、枚数、総柄プリントや衿の文字
入れなど、予定しているデザインを伝えて見積もりを取ります。このとき納期も確認しておきましょう。
カメオカの場合は、デザイン確定後10〜14日前後が目安です。

デザインを入稿する

正式に発注が決まれば、デザインを入稿します。
オリジナルはっぴ製作会社の中には、手書きイラストからデザインデータに起こしてくれるところも
あります。そのままプリントや刺繍ができるような完璧なイラストでなくても、問題ありません。

3.簡単なのに見栄えよし!カスタマイズはっぴの作り方

次は既製品のはっぴを利用するカスタマイズはっぴの作り方をご紹介します。

はっぴ本体を選ぶ

まずはベースとなるはっぴ本体選びです。お手頃なものから値の張るものまであるため、
「耐久性はそれほど高くなくていいからとにかく安く作りたい」といった希望に合わせて選べます。

サイズを選ぶ

次にサイズを選びますが、はっぴは細かいサイズを気にしなくても着られるため、サイズ展開が
フリーサイズのものも多くあります。
子ども用や大きめサイズなど特定のサイズが必要な場合は、先に欲しいサイズを展開している商品に
絞ってはっぴ本体を選んだ方が、スムーズに決められます。

デザインを検討する

オリジナルはっぴの個性を左右するデザインを検討していきます。衿に文字を入れたり背中などに絵柄を
入れたりするのが一般的ですが、基本的にデザインサイズが大きくなるほど加工料も上がることを念頭に
置いて進めましょう。

加工方法を選ぶ

デザインを決めたら、加工方法を刺繍にするかプリントにするかを決めます。
衿に団体名などの文字入れをする場合は型不要の「ネーム刺繍」が一般的な加工ですが、比較的しっかりと
した生地のはっぴでインパクトのある背紋を入れたいならデザインを指定できる「オリジナル刺繍」が
おすすめです。
プリント加工にはシルクスクリーンとフルカラー転写の2種類があり、定番であるシルクスクリーンは
1色ごとに1版必要なため、使用する色が少ないすっきりとしたデザイン向きです。
写真の転写など色が多いデザインには、プリントの色数に制限がないフルカラー転写がいいでしょう。

見積もりを取る

はっぴ本体やデザインがある程度決まったら、見積もりを取ります。何通りかのデザインパターンを検討
しているのであれば、各パターンの見積もりを取ると比較しやすいでしょう。
見積もり依頼の際、併せて納期も確認しておきます。カメオカではデザイン確定後7〜10日前後が目安です。

デザインを入稿する

最後に、デザインを入稿します。特注はっぴと同様に完璧に仕上げたデザインである必要はなく、手描き
イラストでもデザイン起こしに対応しているケースが多いでしょう。
大まかな流れですが、このような作り方で特注、カスタマイズそれぞれのオリジナルはっぴを作ることが
できます。

4.こんなときどうする?オリジナルはっぴ作りのTIPS

オリジナルはっぴの作り方はわかっていても、実際に作り始めてみると迷ってしまうこともあるかも
しれません。最後にそんなオリジナルはっぴ作りの「困った!」を解決し、スムーズに進めるための
ポイントをご紹介します。

アイディアが浮かばないときは製作事例を参考にしてみる

]デザインを決められない、粋な配色が思いつかないなど、アイディアが浮かばないときは、製作事例を
参考にしてみましょう。
たくさんの製作事例を見て、かっこいいと感じる作品の共通点を探ってみるのもおすすめです。
カメオカでの製作事例もぜひ参考にしてみてくださいね。
カメオカの製作事例ページはこちら

サンプル貸出サービスを利用する

生地感や色味、はっぴのイメージは写真で見るだけではわかりづらいもの。時間的に余裕があればサンプル
貸出サービスを利用して、サイズ感、生地の感触、光沢の加減、色合いなどを実物で確認しましょう。

細かな部分はお任せしてみる

デザインにこだわりたいオリジナルはっぴは、数センチ、数ミリ単位でデザインの配置や大きさに迷って
しまうかもしれません。
そんなときは思い切って、細かな調整は業者にお任せしてみましょう。
「真ん中辺りに配置してほしい」など大まかな希望を伝えれば、プロの目から見てベストと思われる
仕上がりにしてもらえます。
もちろんお任せといっても、製作開始前に仕上がりイメージの確認を行うので安心ですよ。

5.まとめ

オリジナルはっぴを作る方法には、思い描くイメージを最大限実現できる特注はっぴ、手軽さと
オリジナリティをバランス良く取り入れられるカスタマイズはっぴ、ハンドメイドならではの良さを
味わえる手作りはっぴの3タイプがあります。
予算、用途に合わせてタイプを選んだら、作り方に沿ってはっぴ本体の布地や色、デザイン、加工方法
などを考えていきます。
迷ったときは製作事例やサンプルを活用し、時には思い切って業者にお任せするのもありです。
楽しみながらイメージにぴったりのオリジナルはっぴを作りましょう!