2021.05.10

作り方

オリジナルはっぴの製作に必要な期間は?スムーズに作るためのコツ

オリジナルはっぴの製作に必要な期間は?スムーズに作るためのコツ

「イベントを盛り上げるようなオリジナルはっぴを作りたい!」と思ったときに、気になるのは
製作期間です。特に当日までの日にちが限られている場合は、今からでも間に合うのだろうかと
心配になってしまいますよね。
余裕のあるスケジュールを立てるためにも、製作にかかる日数は把握しておきたいところです。
そこで今回は、オリジナルはっぴの製作にかかる期間と滞りなく製作してもらうための
コツをご紹介します。

1.オリジナルはっぴはデザイン確定後10日前後での納品が目安

オリジナルはっぴは、デザインや発注枚数などがすでに決まっていれば、発注から10日前後で納品
されます。
プリントや刺繍といったデザイン加工を施す場合は約7~10日、繁忙期などで長めに見積もる場合でも
14日程見ておけば十分です。
この日数は加工内容や製作枚数によって多少前後する可能性もあるため、お祭りやイベント当日から
逆算して、確実に間に合うスケジュールを組むようにしましょう。

2.完成までの期間が長くなるケースとは?

オリジナルはっぴの加工は熟練の技術を持った職人が行うため、以下のケースでは完成まで時間がかって
しまう場合があります。

フルオーダーのはっぴ

染めの段階からとことんこだわるフルオーダーの特注はっぴは、一部分だけに刺繍やプリントを
入れるカスタマイズはっぴより製作期間が数日長くなります。
例えば、カメオカではカスタマイズはっぴなら7~10日前後で納品可能ですが、全体にデザインを
入れる特注品では10~14日前後が目安です。
着る人の気持ちを大いに盛り上げてくれる凝ったフルオーダーはっぴは、お祭りや地域イベントでも
大人気です。検討している場合は、あらかじめゆとりをもって注文することをおすすめします。

発注枚数が多い

発注枚数が多いとはっぴの加工に日数がかかるため、納期を長めに見積もっておく必要があります。
また、加工を施さない既存品の注文でも、在庫状況により取り寄せが必要となった場合は納品まで
多少日数がかかります。
大規模なイベントや学祭などで大量発注することがわかっているものは、枚数が確定した段階で
早めに相談しておきましょう。

繁忙期の注文

繁忙期は注文が多いため、納品まで時間がかかる場合があります。
5~10月頃は各地でお祭りやイベントが多く開催されるため、オリジナルウェア製作会社は大忙しです。
はっぴの需要も高まるため、余裕を持って早めの準備を心がけましょう。

3.必要なときまでにオリジナルはっぴを仕上げるポイント

せっかくオリジナルはっぴを作るなら、デザインをなるべく妥協したくないものです。そこで、
こだわりつつ納期までに仕上げるために気を付けておきたいポイントを紹介します。

納期を事前に確認する

加工内容や注文枚数、発注時期により納期が異なるため、オリジナルはっぴ製作会社にしっかりと
納期を確認しておくことが大切です。また、急ぎだったり、期日が決まっていたりする場合は希望納品日も
伝えておきましょう。
急きょ決まったイベント参加など、何らかの事情で早く納品してほしい方は、場合によっては対応して
もらえるケースもあるため業者への相談をおすすめします。

デザインイメージをしっかりと持つ

あらかじめデザインイメージを明確に思い描けていると、修正のやり取りが減り、製作がスムーズに
進みます。
オリジナルはっぴの製作では、希望のデザインをもとに専門スタッフがプリント位置やサイズを調整し、
完成イメージを互いに確認してから製作開始するのが一般的です。そのため、デザインの大きさや色などの
イメージがあやふやだと修正回数が増えしまい、製作開始が遅れる要因となります。
全体にデザイン加工を施す特注はっぴでは、専用のテンプレートを用意している業者もあるため、上手に
活用することをおすすめします。

業者指定の形式でデザインデータを用意する

デザインを入稿する時は、滞りなくスケジュールを進めるために業者指定の形式でデータを用意しておく
ことがおすすめです。
手書きイラストや指定以外のデータ形式で入稿しても対応してくれる業者もありますが、データ変換の
工程が増えるため、納期が延びてしまう可能性があります。また、ExcelやWordではフォントが文字化け
してしまい、確認が長引くケースもあるため避けるのが無難です。
イラストレーター形式やEPS形式を指定している製作会社が多いため、どちらかで準備しておくと
安心です。

4.まとめ

オリジナルはっぴを製作する場合、デザイン確定後の発注から納品まで7~10日程度かかります。
全体にデザインを入れるようなフルオーダーでは14日程度は見積もっておく必要があります。
ただし、デザインイメージがあやふやで何度も確認のやり取りが発生したり、入稿形式が業者指定のものと
異なったりすると、製作日数がさらに延びてしまう可能性があります。大量発注や繁忙期での注文でも
通常より納期が遅れてしまうかもしれません。
イベントやお祭りなどで着用するはっぴは期日が明確に決まっていることも多く、遅れてしまっては
一大事です。あらかじめスケジュールに余裕を持って準備するようにしましょう。