2020.05.11
基礎知識
オリジナルキャップのサイズの目安と選び方
オリジナルキャップのサイズについて、選び方や目安が分らない方は多いと思います。
そこで今回は、オリジナルキャップのサイズについて詳しくご紹介していきます。
せっかくのオリジナルキャップもサイズが合わないと、
被る機会が減ってしまうかもしれません。オリジナルキャップを製作する前に、
サイズも確認するようにしておきましょう。
1.キャップの標準的なサイズ展開と平均サイズ
まずは、既製品の標準的なサイズ展開を見ていきましょう。オリジナルキャップのフリーサイズは
56~60cmと言われており、既製品のサイズ展開ではM~Lサイズに該当します。
〈既製品の標準的なサイズ展開〉
- キッズサイズ=52~56cm
- Sサイズ=54~55cm
- Mサイズ=56~57cm
- Lサイズ=58~59cm
- LLサイズ=58~62cm
また、成人男性・女性で一番多いとされる頭囲のサイズは、56~59cmとされており、
フリーサイズは多くの方にマッチするようになっています。一方で、
SやLLに該当する人にはサイズが合わない可能性もあるため、
全てフリーにすれば良いというわけではない点に注意してください。
2.オリジナルキャップのサイズの選び方
チームや団体でオリジナルキャップを作る場合、全員の頭囲を測るのは難しいかと思います。
そういったケースでは、フリーサイズを選択し、合わなければ後で調節することをおすすめします。
大きいサイズの帽子は後程ご紹介する方法で、ある程度合わせることができます。
反対に、小さいサイズを大きく直すのは難しいため、
LLサイズに該当する方がいる可能性がある場合は、用意しておいた方が無難です。
また、頭囲と全く同じサイズを選ぶと、洗濯でキャップが縮んだときや
髪が伸びたときにサイズが変わる可能性があるため、
+1cm以上は大きめのサイズを選択するのが良いとされています。
余裕を持ってゆるめにキャップを被りたい人は、実寸の頭囲に+2cmのサイズを選んでも良いでしょう。
その他、サイズ違いによる料金変更にも注意が必要です。
カメオカでは、10名がキッズサイズ、20名がフリーサイズのように
サイズ違いの注文をしても30名分の料金になりますが、
10名分と20名分の注文になる業者もあります。そうなるとまとめ割が適用されないため、
事前に確認しておくと安心です。
3.大きいキャップを自分にぴったりのサイズに調整する方法
大きめサイズを自分にぴったりの帽子に調整するには、以下のような方法があります。
キャップが合わないと感じたら、自分に合うようにサイズを調整してみましょう。
後ろのアジャスター部分で調整する
基本的に、オリジナルキャップでよく使用されている型には、
キャップの後ろ側にアジャスターがついています。
そのため、製作会社に依頼してキャップを作成する場合は、
フリーサイズを選択しアジャスターで調整するようにしましょう。
アジャスターで調整できる範囲はキャップにより異なるものの、
表示されているサイズからマイナス1~2cm程度です。仮にキャップが大きくても、
ある程度はアジャスターで調整して自分に合うサイズに変えられます。
内側にスポンジを貼り付ける
アジャスターのないキャップやソフトハットタイプのものは、
内側にスポンジなどの詰め物を貼り、サイズを調整します。
キャップの内側にあるテープのさらに内側に貼れば見た目が変わることもありません。
アジャスターがないタイプのキャップは、何の調整も行っていないとキャップを被った際に、
ぶかぶかの状態になるので見た目が悪くなります。
また、風が強い場所ではキャップが飛ばされやすくなってしまうため、
サイズが大きければ詰め物をして調整しましょう。
4.自分で簡単にできる頭囲の測り方
キャップのサイズ選びで用いられる指標が頭囲です。頭囲の測り方は簡単で、
おでこの中心と後頭部のでっぱりを通るように巻き尺で囲んで測るだけです。
1人で測るときは、正面に鏡を置いて測定を行いますが、
巻き尺がゆるんでいると正確に頭囲を測れないため、注意が必要です。
また、髪の毛の量が多く測定の邪魔になる場合は、
髪が濡れている状態か水泳キャップを着用した状態で測定します。
どうしても1人でうまく測れない方は、家族や友人に測定してもらいます。
サイズぴったりにキャップをかぶりたいときはジャストサイズで問題ありませんが、
キャップを浅めや深めにかぶりたいときは、それに合わせて測る部分を変えることをおすすめします。
頭囲を測るときは、キャップをどのようにかぶりたいのか考えながらすると良いでしょう。
5.まとめ
オリジナルキャップのサイズは、大きめを選ぶと調整しやすいです。
また、髪が伸びてサイズが変わっても問題なくかぶれます。
逆に、小さめのサイズを選ぶと調整しにくいため、複数人で使用するキャップを選ぶ場合は、
フリーサイズがおすすめです。
オリジナルキャップの作成前にかぶり方を考えて頭囲を測り、製作会社に依頼するようにしましょう。
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