2020.04.10

作り方

オリジナルキャップ作りは4ステップで簡単!費用や期間の目安もご紹介

オリジナルキャップ作りは4ステップで簡単!費用や期間の目安もご紹介

一目見るだけで、どこのグループかわかる象徴的な役割を担ってくれるのがオリジナルキャップ。
しかし、いざ会社のイベント用やユニフォーム用にオリジナルキャップを作ろうと思っても、
どのように作るかわからないという方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、オリジナルキャップの作り方を4つのステップに分けてご紹介します。
全体の流れと作るうえでのポイントをお伝えするので、
これから作りたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.オリジナルキャップの作り方

オリジナルキャップは、以下の4ステップで簡単に作ることができます。

ステップ1.キャップの型を選ぶ
ステップ2.使用シーンに合うキャップの素材を選ぶ
ステップ3.キャップに施すデザインを決める
ステップ4.デザインの入れ方を決める

それぞれの段階ごとに、イメージに合ったキャップを作るためのポイントがありますので、
次の章から細かくみていきましょう。

2.オリジナルキャップの型(タイプを選ぶ)~ステップ1~

はじめに、オリジナルキャップの型を選んでいきましょう。型にはいくつも種類がありますが、
ここでは主なタイプを6つご説明します。

①.ベースボール型

いわゆる野球帽に該当するものが「ベースボール型」です。
もっとも一般的なキャップタイプのひとつで、老若男女問わず使いやすく、
人気の型のひとつとなっています。

②.ワーク型

前つばが短くトップが浅く作られており、四角っぽい印象を受ける型です。
元々は作業員が被っていたことから、「ワーク型」と呼ばれるようになりました。

③.ニット型

主に冬の時期や寒い場所で、着用機会が多いのが「ニット型」です。
いわゆるニット帽のことを指しますが、夏も被れるように、通気性や素材を調整したものも多くあります。

④.アポロ型

キャップのフロント部分が大きく縫い目がないもので、
ツバに刺繍が入っているキャップを「アポロ型」と呼びます。元々NASAがアポロ計画の頃に
作業帽として使用していたことから、日本ではアポロキャップと名づけられました。

⑤.ワイド型

帽子のフロント部分に縫い目がなく、半円形の生地で作成しているものを
「ワイド型」と呼びます。横から見ると正面が平らに見える特徴的な形で、
縫い目がないため刺繍などでデザインを入れると映えやすいというメリットがあります。

⑥.バイザー型

トップ部分がなく、つばがメインの帽子が「バイザー型」です。いわゆるサンバイザーのことで
頭が蒸れずヘアスタイルが崩れにくいため、女性に人気のタイプです。

3.オリジナルキャップの素材の種類~ステップ2~

次に、オリジナルキャップの素材を選んでいきます。
年間を通して使いやすいコットンやポリエステルの他にも、
通気性の良いメッシュ素材や温かいウレタン素材など様々な種類があるため、
使用する時期や被る頻度に合わせて作ることをおすすめしています。

今回は、主なものを3つご紹介します。

ポリエステル

ポリエステルは、キャップ素材の王道です。伸縮性があることに加え、軽くて発色が良く、
色落ちが少ない素材です。また、吸汗速乾機能やUVカット機能などがついているポリエステル生地もあることから、
夏シーズンや作業用のユニフォーム用途での着用にぴったりの素材です。

コットン

ボリューム感があり、通気性や肌触りが良いことがコットンの特徴です。
洗濯する際は色落ちに注意が必要ですが、色の変化やエイジングを楽しみつつ長く愛用することができます。

コットンとポリエステル混合

コットン特有の風合いを残しつつ、ポリエステルの機能や強度も持ち合わせている
素材です。それぞれのメリットを最大限に活用したい方におすすめです。

4.オリジナルキャップのデザイン決め~ステップ3~

 

型と素材を選んだら、オリジナルキャップの印象を大きく左右するデザインを決めていきます。

デザインは基本的にお好みのもので問題ありませんが、オシャレなデザインにするための
ちょっとしたコツを1つご紹介すると、「デザインを2か所に入れる」ことです。

例えば、キャップの正面にロゴナンバーを入れて、左サイドにグループ名を入れるデザインが挙げられます。
これは、汎用性が高いため多くの市販キャップで採用されている方法ですが、
オリジナルキャップを作る際には忘れがちなことでもあります。デザインを2か所入れることで
インパクトを残しつつ、特徴的なキャップを作ることができます。

5.キャップへのデザインの入れ方~ステップ4~

オリジナルキャップ製作の最後のステップは、デザインの入れ方を決めることです。主な方法を3つお伝えしていきます。

①.プリント

フロントがウレタン素材の帽子はプリント加工が適しています。
また、入れたいデザインで使う色彩が多い場合はプリント加工がおすすめです。

②.刺繍

コットン・ポリエステル・ポリエステル混合など、フロントがウレタン素材でないキャップは刺繍加工がおすすめです。
こういった帽子は、プリント加工にしてしまうとチープな印象を受けやすくなってしまいますが、
刺繍を施すと立体感が出てインパクトを与えてくれます。

③.ワッペン

キャップへの直接刺繍では表現が難しいデザインの場合、
複雑なデザインも表現しやすい刺繍ワッペンを製作し、キャップに取り付ける方法がおすすめです。
キャップに取り付けるとワッペンの厚みでより高級感のある仕上がりとなります。

6.オリジナルキャップ作成で気になる疑問

最後に、オリジナルキャップ作成にあたって特に気になる、費用と製作期間についてご紹介していきます。

費用相場

まず、費用相場についてです。デザイン方法やサイズ、作成個数によって異なりますが、
例えばカメオカで刺繍デザインのオリジナルキャップを作る場合、次のような金額が1つの目安になります。

  • 30個製作の場合 1個あたり1,500円(税込)前後
  • 100個製作の場合 1個あたり1,100円(税込)前後

カメオカでは、ご予算に応じたデザインを提案させていただくこともできますので、
お気軽にご相談ください。

製作期間

個数や混雑状況にもよりますが、カメオカではご注文内容確定後、
6~10営業日程度で発送いたします。ご要望や加工内容によって製作期間は前後しますので、
あくまでも目安としてご認識いただけると幸いです。

国内に自社工場を持つカメオカならではのスピードでもありますので、
海外で生産される業者の場合は注意が必要となります。

7.まとめ

今回はオリジナルキャップの作り方について、4つのステップに分けてお伝えしました。

キャップは、型・素材・デザインを順番に決めていくことで、手軽に作ることができます。
ご予算やイメージに合わせてご提案させていただくこともできますので、お気軽にご相談ください。

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