2020.07.20

基礎知識

オリジナルスタッフジャンパーのメリットと業者選びのポイント

オリジナルスタッフジャンパーのメリットと業者選びのポイント

イベントで見かける機会が多いスタッフジャンパー。なぜ全員でオリジナルスタッフジャンパーを着用して
いるのでしょうか?実は、オリジナルスタッフジャンパーは着る人だけでなく、見る人の満足度を上げる
効果もある優秀なアイテムなんです。今回はオリジナルジャンパーについて、着用するメリットや
製作時の注意点、良い業者の選び方について解説します。

1.オリジナルスタッフジャンパーを着用する4つのメリット

オリジナルスタッフジャンパーはイベント関係者や会社のスタッフ用にニーズの高いアイテムですが、
チームで着用するとどのようなメリットがあるのでしょうか。1つずつ確認していきましょう。

メリット①.ひと目でスタッフだと分かる

イベントや展示会で着用される機会が多いスタッフジャンパーは、チーム全員が同じものを着用すること
で、遠くからでもスタッフであることが分かります。
仲間を見つけやすいのはもちろん、参加者もスタッフを見つけやすくなり何かあればすぐ話しかけられる
ため、イベントの満足度が上がりやすくなり、売上アップにも貢献できるといわれています。

メリット②.スタッフが入れ替わっても着まわせる

短期アルバイトを雇うケースでは1日単位で人が入れ替わるため、着回せるかどうかが
大きなポイントです。
Tシャツなど肌に触れるものは他の人に貸与しづらいものの、ジャンパーであれば
上から羽織るだけなので、スタッフの入れ替わりが激しくても対応できます。

メリット③.耐久性が高いため長く着られる

スタッフジャンパーは、一般的に耐久性が高いナイロンやポリエステルといった素材が使われているため、
丈夫です。汚れたとしても、拭いたり洗濯したりすれば長く着続けられます。
長期間開催されるイベントで着用する場合や、会社でスタッフが毎日羽織る場合に嬉しいポイントであるといえるでしょう。

メリット④.チームのまとまりが生まれる

同じデザインのジャンパーを身にまとうことで仲間意識が強まり、チームとしての結束力が生まれるため、
イベントや業務に対するモチベーションが上がりやすくなります。また、忙しい中でも、
同じオリジナルジャンパーを着用することで、みんなで乗り切ろうと気分を高めることが可能です。

2. オリジナルスタッフジャンパー製作で注意したいポイント

オリジナルスタッフジャンパーの製作では、注文するときやお手入れするときに注意したいポイントが
4つあります。それぞれみていきましょう。

生地にあったデザイン加工方法を選ぶ

単価が安く薄い生地のスタッフジャンパーに、刺繍デザインはあまりマッチしません。
本来、デザインを入れるなら厚みの出る刺繍加工がおすすめですが、スタッフジャンパーには
プリントでデザインを入れるようにしましょう。
ただし、やや厚みのある生地のスタッフジャンパー、防寒用の厚手のジャンパーにプリント加工を施すと
チープな印象になるため、このようなジャンパーには刺繍デザインがおすすめです。どちらのデザイン加工
が良いかわからなければ、オリジナルスタッフジャンパーの製作会社に一度相談してみましょう。

著作権や肖像権を侵害しない

絵や写真、企業ロゴといった著作権があるデザインを使用するのは法律違反となります。同じく有名人の
写真や似顔絵を入れると肖像権を侵害してしまう可能性があるため注意が必要です。
著作権や肖像権を侵害しないためにも、デザインはオリジナルで作成しましょう。

余裕を持ったスケジュールで動く

刺繍やプリントでデザインを入れる場合、デザインを業者に入稿してから7~10日後に納品になるケースが
多くなっています。急ぎの場合は、相談すれば1週間以内で対応してくれる製作会社もありますが、
繁忙期には1ヶ月程かかる場合もあるため、余裕を持って注文するようにしましょう。

加工部分に配慮したお手入れをする

ジャンパーの洗濯タグは製品用のものなので、刺繍やプリント部分には当てはまりません。
刺繍デザインは、きつく縫い付けられているため、洗濯タグに記載されている指示通りに洗えますが、
プリントは耐久性が低く剥がれ落ちやすいため、洗うのであれば洗浄力が強すぎない洗剤を使い、
あまり擦らないようにしましょう。

3.オリジナルスタッフジャンパー製作での良い業者の選び方

オリジナルスタッフジャンパーの製作会社はたくさんありますが、その中から良い業者を選ぶためには
次のポイントを確認してみましょう。

  • 追加注文への対応
  • 値段と品質のバランス
  • デザインデータの対応が豊富

追加注文への対応

来年、再来年と同じイベントがある場合や社員が増える場合、1度注文した後、小ロットずつ追加注文する
ケースがあります。そのため、小口注文にも対応できるか確認することが大切です。
また、追加注文時にデザインの版の保存期間が過ぎていると、製版代が追加でかかる可能性があるため、
版の保存期間が短すぎないかといった確認も忘れないようにしましょう。

値段と品質のバランス

長く着ることが多いスタッフジャンパーは、機能性や耐久性が求められるため、安さだけでなく品質も重視
する必要があります。ジャンパーの生地だけでなく、ジャンパー全体の印象を左右するプリントや刺繍の
クオリティも必ずチェックしましょう。Webサイト上だと質感や出来上がりが分かりにくいため、
サンプルの貸し出しを行っている業者だとより安心です。

デザインデータの対応が豊富

手元の画像や手書きのデザインデータを使用する場合、その紙面デザインをデータ化してくれるか、
デザインデータの形式を柔軟に対応してくれるかといったポイントも確認するようにしましょう。

4.まとめ

イベントや会社で着用するオリジナルスタッフジャンパーには、スタッフであることが分かりやすい、
耐久性が高い、チームのまとまりが生まれるといったメリットがあります。
しかし、製作する際には、生地にあったデザイン加工方法を選ぶ、著作権や肖像権を侵害しないなどの
注意点があります。また、スケジュールや加工部分に配慮した手入れについても注意が必要です。
オリジナルスタッフジャンパー製作を良い業者に依頼するためには、追加注文やデザインデータへの対応、
値段と品質のバランスなどのポイントを確認することが重要です。これらのポイントを理解して、
満足度の高いスタッフジャンパーを製作しましょう。