2020.06.23

基礎知識

オリジナルブルゾンのサイズ展開とベストサイズの選び方

オリジナルブルゾンのサイズ展開とベストサイズの選び方

ブルゾンとは、ジャンパーと同じく丈の短いアウターを指します。
イベントブルゾンやスタッフジャンパーを始め、MA-1やスタジャンなどのさまざまな種類があり、
用途によって着こなしが変わってきます。
その分、オリジナルブルゾンを作成する際には「どのサイズを選べばいいだろう?」
「オーバーサイズ過ぎてもダメ?」など、サイズ選びに関する疑問が出てくることも少なくありません。
この記事では、オリジナルブルゾンのおすすめのサイズやサイズの選び型、
サイズと値段の関係性についてご紹介していきます。

1.オリジナルブルゾンのサイズ展開

オリジナルブルゾンは、一般的に女性から男性まで同じデザインのものを着用できるように
豊富なサイズ展開になっており、例えばカメオカはSS~5Lまで8サイズを取り揃えています。
着こなしやその人の趣向に合わせて自由なサイズ選択ができるのが、オリジナルブルゾンの
嬉しいポイントのひとつです。

2.ブルゾンサイズの測り方と選び方

それでは、オリジナルブルゾンを作る際のサイズの測り方や選び方について詳しく見ていきましょう。

ブルゾン寸法は4カ所で測る

一般的に、ブルゾンのサイズ決めで必要な計測箇所は次の4カ所です。

  • 着丈:後衿中央の付け根~裾まで
  • 身巾(みはば):左右の脇から1.0cm下がった巾
  • 袖丈:肩の付け根~袖先まで
  • 肩巾(かたはば):左右の肩の付け根~付け根まで

自分の体にぴったりのブルゾンを着用したい方は、上記の4カ所を計測してなるべく
全ての数値が近いサイズを選択していきます。
ファッション性が高いブルゾンで自由に着こなしを楽しみたい方は、
特に肩巾と身巾を重視するのがポイントです。
オーバーサイズに崩して着たい方は肩巾が大きいものを、細身が良い方は身巾が狭いものを選ぶと
自分好みのサイズ感になるでしょう。

男女に人気のブルゾンサイズ

オリジナルブルゾンにはフリーサイズが少なく、基本的には着用する人に合わせて
サイズを選択する必要があります。
しかし、全員分のサイズが把握できない場合は、以下を参考に選ぶと良いでしょう。

女性に人気のサイズ:SSサイズ Sサイズ Mサイズ
男性に人気のサイズ:Lサイズ LLサイズ 3Lサイズ

ただし、小さいサイズを多めに選ぶと、想定より男性が多かった場合など、
せっかく作ったブルゾンを着用できず数が不足する可能性があります。
不特定多数の人が着用するときは、大きめのサイズを混ぜながら購入しましょう。

3.タイプ別!ブルゾンのおすすめサイズ

それでは、ブルゾンのタイプ別(形や機能)におすすめのサイズを見ていきましょう。

ボア付きの防寒タイプは1サイズ上にする

冬に羽織る防寒タイプのブルゾンは、厚めのニットを着込むことが多いため、ちょうど良いと
思えるサイズより1サイズ上を選ぶと良いでしょう。
ただし、2サイズ上になると着膨れして見えるため、注意が必要です。
1サイズ上でも着膨れが気になる方は、ニット素材のタートルネックなどの薄手のインナーを着用して
調整すると良いでしょう。

スタッフ用ブルゾンはぴったりサイズを

イベントなどでスタッフが着用する薄手のブルゾンは、その人に合ったサイズでなければ
だらしない印象を与えてしまいます。
スタッフ用ブルゾンのサイズを選ぶときはおしゃれを重視せず、自分の体にフィットする
ジャストサイズを選ぶようにしましょう。

4.オリジナルブルゾンのサイズと値段の関係

オリジナルブルゾンの依頼時に、すべて同一サイズで注文したときと、
違うサイズを少しずつ注文したときで、値段が変わってしまうのかは気になるところでしょう。
価格設定は業者によって異なりますが、カメオカでは基本的にサイズごとに値段を変えていないため、
Sサイズ10枚、Mサイズ10枚、Lサイズ10枚であれば30枚分の価格で購入できます。
ただし、3LサイズまたはXXLサイズ以上は追加で料金が発生する場合もあります。
予算に合うか不安な方は、オリジナルブルゾン製作会社に事前に問い合わせておきましょう。

5.まとめ

オリジナルブルゾンは豊富なサイズ展開になっているため、
自分の好みや合わせたい服に合わせてサイズを選び、自由に着こなしを楽しめるのが嬉しいポイントです。
基本的にブルゾンのサイズは、着丈、身巾、袖丈、肩巾の4カ所の長さから決まっています。
同一サイズを頼んでも、違うサイズを少しずつ頼んでも基本的に値段は変わりません。
自分が着たいサイズ感に合わせて、着丈や身巾などからサイズを決めていきましょう。
ただし、3LやXXLといった大きめサイズは追加で料金がかかる可能性があります。
サイズや値段に不安があれば、業者に確認することをおすすめします。