2020.04.30
基礎知識
オリジナルワッペンの値段はいくら?平均価格と注意点
オリジナルワッペンを制作したいと思った場合、価格は最も気になることも一つではないでしょうか。
デザインや品質なども重要であるものの、予算次第で優先すべきことは変わってくるかと思います。
そこで今回は、オリジナルワッペン製作の平均価格や価格の内訳、
製作費用を抑えるポイントなどについてご紹介していきます。
オリジナルワッペンを制作する際の参考にしてみてくださいね。
1.オリジナルワッペン製作の平均価格
オリジナルワッペンは、デザイン方法やサイズによって、
1枚辺りの金額が大きく変わってきます。例えばカメオカの場合、
3色の糸を使った刺繍入りワッペンを30枚製作した場合、
サイズによって次のように価格変動していきます。
- 3×3cm以内:1枚当たり460円
- 5×5cm以内:1枚当たり550円
- 7×7cm以内:1枚当たり700円
- 10×10cm以内:1枚当たり820円
2.ワッペン価格の内訳
ワッペンの価格にはどういったものが含まれているのでしょうか。
ここからは、ワッペン価格の内訳である、次の4項目について
カメオカの料金体系を基に詳しくご紹介していきます。
- 土台
- デザイン方法
- サイズ
- 枚数
土台
ワッペンを作成する場合の土台には、下記のように様々な素材があります。
- 表面に凹凸のないアーバンツイル
- 光沢があり、高級感をかもし出すエンブロンクロス
- 衣服に馴染みやすいフェルト
- 夜間で反射して見える反射素材
例えばこの4種類の場合、カメオカでは反射素材だけ値段が少し高く、
その他の素材は同一価格です。業者によっては他の素材の料金も差がありますが、
土台によってワッペンの印象が大きく変わるため、土台を価格に合わせて選ぶのはおすすめできません。
デザイン方法
ワッペンのデザイン方法は、刺繍とプリントに分けられます。
刺繍とプリントで料金を比較すると、プリントの方が安く仕上げることが可能ですが、
刺繍・プリントそれぞれにメリットがあるため、こちらも予算で決めないことをおすすめしています。
ワッペンといえば刺繍デザインをイメージする方も多く、高級感や耐久性もあるため、
基本的には刺繍デザインを推奨することが多いです。
ただ、プリントデザインは刺繍では表現しきれないグラデーションを表現することができる点が優れています。
サイズ
カメオカで取り扱っている最も小さなワッペンのサイズは20mm×30mm、
最も大きいものでは350mm×250mmです。小さいサイズと大きいサイズでは、
10倍ほど料金が変わってきます。
サイズに関しては、デザインや用途によって最適なものが変わってきますので、
多数の実績を持つ業者からアドバイスを受けながら最適なものを選んでもいいかもしれません。
実際、カメオカでも日々ご相談いただいてますので、迷った時は気軽にご相談ください。
枚数
予算を調整する場合は、枚数の調整で行うのが最もベターな方法です。
特に1枚当たりの金額は発注枚数が多ければ多いほど、安価となります。
例えば、カメオカの10mm×10mmの元々の値段をみてみましょう。
枚数 | 一枚当たりの価格 |
10~29枚 | 870円 |
30~49枚 | 820円 |
50~99枚 | 790円 |
この表から10枚を30枚にすると、1枚当たり6%安価となります。
そのため、価格調整を行う場合、枚数から検討してみましょう。
3.取り付け費用も忘れない
オリジナルワッペンは、製作と縫い付けがセットになることも多いため、
別途縫い付け費用が発生する点には注意が必要です。
例えば、刺繍入りワッペンを30枚製作しポロシャツに付ける場合、
サイズに関わらず縫い付け費用は200円/1個程度になります。
また、このケースではポロシャツ代も必要になるため、
発注前に相談するようにすると安心できます。カメオカでは、
総額予算からベストだと思われるオリジナルワッペン製作の方法をご提案することも少なくありません。
4.製作費用を抑えるポイント
最後に、製作費を抑えるポイントを簡単にご紹介していきます。
オリジナルワッペンの値段を下げる場合、次の3つを方法があります。
- 出来るだけ多く枚数を発注する
- 使用する色数を出来るだけ減らす
- デザインを簡素化する
一度の発注で、多くの枚数を依頼することによって費用を下げることができます。
これは、単純に大量発注の方が費用を下げやすいためです。
また、刺繍デザインの場合、使用する色数を3色以内に収めたシンプルなものにすることで、
価格を抑えることができます。カメオカでは、
4色以上のカラフルな刺繍デザインにする際、1色につき50円プラスされます。
オリジナルワッペンはシンプルなデザインの方が目立つため、これは値段を下げるだけでなく、
ワッペンの魅力を引き出すことにもつながります。
5.まとめ
今回は、オリジナルワッペンの値段や平均価格について解説してきました。
サイズやデザインなどによって料金が大きく変わることや取り付け費用なども考慮し、
オリジナルワッペンを制作していく必要があります。
全体的な費用がわからなくて不安な場合なども気軽にご相談ください。
コストもふまえて何を優先してワッペンを制作していくのか、話し合ったうえで制作を進めていきましょう。
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