2020.06.22

作り方

オリジナルワッペンでユニフォーム用のネームタグを作る方法

オリジナルワッペンでユニフォーム用のネームタグを作る方法

作業着、ユニフォームにつけるネームタグは、個人を識別するために付けられますが、
名前の提示によりお客様に安心感を与える大切な役割もあります。
そのネームタグをワッペンで作ると、取り外しができるため、ユニフォームに簡単にオリジナリティが出せます。
そこで今回は、ネームタグをオリジナルワッペンで作るメリットと製作時に
押さえておきたいポイント、ワッペンの取り付け方、値段について詳しく解説します。

1. オリジナルワッペンでネームタグを作る魅力

まずは、オリジナルワッペンでネームタグを作るメリットについて見ていきましょう。

会社のオリジナリティを出せる

ワッペンでタグを作ることでデザインの幅が広がるため、
会社のテーマカラーや世界観を表現しやすくなります。
オリジナルワッペンは土台の生地・色、デザインの加工方法、形、大きさなど
様々な要素を決められるため、オリジナリティが溢れる
唯一無二のネームタグになるでしょう。

ユニフォームを再利用できる

ネームをユニフォームに縫い込んだ場合、使用していた人が退職しても他の人が使用できないため、
新たに制服を発注する必要があります。
しかし、ワッペンでネームタグを作成すれば、安全ピンで取り外せるため、
入れ替わりが早いアルバイト用の制服などではおすすめです。

厚みが出て高級感がある

布ではなくワッペンでネームタグを作ることで、厚みが出て高級感のあるタグになります。
特に、刺繍デザインはワッペンの厚みを活かしつつ、繊細なデザインを入れられるため、
ワッペンと相性が良いおすすめのデザイン方法です。

おしゃれ度アップ

ユニフォームの補佐的役割を果たすネームタグですが、
さりげなくワッペンにすると、おしゃれ度がぐんと上がってアクセントになります。
例えば、古着屋にいくと海外の服にはよく胸元にワッペンが取り付けられていますが、
これもワッペンでデザイン性をアップさせているのです。

2.ネームタグ作りで押さえておきたいポイント

様々な要素を決められるオリジナルワッペンですが、
ネームタグに使用する場合は以下のポイントを意識しながら製作しましょう。

デザインは刺繍加工にする

オリジナルワッペンにデザインを入れる方法は、プリントと刺繍の2種類がありますが、
ワッペンには馴染みやすく高級感がある刺繍デザインがおすすめです。
しかし、グラデーションなどの色を多く使うデザインや細かいデザインは刺繍では再現できず、
プリントの方が適している場合もあるため、デザイン方法に迷ったら
一度オリジナルワッペン製作会社に相談しましょう。

土台の生地はアーバンツイル

実は、ワッペンは土台の生地によって印象ががらりと変わります。
例えばカメオカでは、次の4種類の生地をご用意しています。

  • アーバンツイル
  • エンブロンクロス
  • フェルト
  • 反射素材

この中で、ネームタグに使うならアーバンツイルがおすすめです。
アーバンツイルは強度が高いため、洗濯への耐久性も高く、しわが付きづらいのが特徴です。
また、生地の表面に凸凹がなく平らなので、細かなデザインを刺繍で入れても再現しやすく、
ネームタグには最適な土台生地のひとつです。

夜間作業に最適な反射素材も

反射素材を使用したネームワッペンもあるため、
夜間作業がある工事現場などでは、夜に目立つ反射素材を選びましょう。
土台の色はグレーのみに限られてしまうためデザインの幅は狭くなるものの、
ユニフォームが暗闇に紛れてしまう場合は、安全な反射素材の使用をおすすめします。

3. ネームタグの取り付け方

ワッペンの取り付け方には、大きく分けて熱圧着と縫い付けの2種類の方法があります。
熱圧着は基本的にアイロンをかけて温めるだけなので手軽な方法ですが、
使用していると剥がれてくる可能性があります。
一方、縫って取り付ける場合は、手間がかかりますが洗濯しても取れづらいので
一番おすすめの取り付け方です。
しかし、厚みがあるワッペンは慣れないと取り付けが難しいので、
オリジナルワッペンの製作会社に縫い付け方法を確認しておきましょう。
その他にも、ワッペンに安全ピンやマジックテープを付けて着脱できるようにする方法があります。
ユニフォームを何度も再利用する場合は、自由に着脱できる方法が最適でしょう。

4. ワッペンでタグを作るときは値段に注意

高級感がありしっかりとした印象を与えられるワッペンは、
ウェアに直接ネーム刺繍を施すより予算がかかってしまいます。
そのため、値段を抑えたい場合はワッペンの大きさを調整する、
デザインに使用する刺繍の色を減らす(カメオカでは4色以上で別途費用が発生する)
といった方法がおすすめです。

5.まとめ

今回は、オリジナルワッペンでネームタグを作る方法を解説しました。
ワッペンでネームタグを作ると、会社のオリジナリティが出せる、
ユニフォームを再利用できるといったさまざまな魅力があります。
また、厚みが出て高級感が増す、オシャレ度があがるといったデザイン面から見たメリットも多いのが特長です。
オリジナルネームタグの製作では、アーバンツイルの土台に刺繍加工をおすすめしています。
他にも、反射素材といった珍しい土台生地もあるため、夜間の作業時に着るユニフォームには反射材を取り入れてみましょう。
ワッペンの取り付け方は、熱圧着と縫い付けだけでなく、
安全ピンやマジックテープを利用する方法もあるので、状況に合わせて取り付け方を選択してください。