2021.03.25

基礎知識

オリジナルはっぴの気になる値段は?コストを抑える方法もご紹介

オリジナルはっぴの気になる値段は?コストを抑える方法もご紹介

満足のいくはっぴを作りたいと思っても、オリジナルはっぴは高いのではないかと値段が気になって
しまうかもしれません。
予算が決まっている場合も多く、値段をまったく考えずにオリジナルはっぴ作りを進めるわけには
いきませんよね。
そこで今回は予算の範囲内で十分に満足のいくオリジナルはっぴを実現できるよう、オリジナルはっぴの
相場や生地・加工による値段の違い、コストを抑えるポイントについてご紹介します。

1.オリジナルはっぴを作るなら、値段を意識するのも大事

オリジナルはっぴを作るとき、まず「値段はどれくらいかかるのか?」と考えることはとても大切です。
イベント用など多数のメンバーでお揃いにするケースも多いオリジナルはっぴ。みんなで揃えるものだから
こそ、予算をはっきりさせておかないとトラブルの元にもなりかねません。
「こんなに高くなるとは思っていなかった」とならないよう、1枚当たりの値段をしっかりと意識しましょう

2.とにかく安く!最安で作る場合の値段の相場

はっぴ本体の価格で見た場合、もっとも安価なもので1,500円~2,000円前後。「とにかく安く作りたい!」
という方はこの価格帯のはっぴを選ぶのがおすすめです。
オリジナルデザインを施すならこれに加工料が加わります。
背中に1色プリントを入れて30枚製作したとすると1枚当たりの価格は2,100円〜3,6000円前後、
両衿にネーム刺繍を入れると3,500〜4,500円程になります。ただし注文枚数によって値段が異なるケースも
あるのであくまで目安としてみておきましょう。
またできるだけ安く作る際に気をつけたい点は、「耐久性」です。お手頃な値段のはっぴは薄手のものが
多いため、耐久性はあまり高くありません。
単発や短期のイベント用であれば問題ないかもしれませんが、繰り返し洗濯して長期間使い続けるはっぴを
作りたいときには注意しましょう。

3.上質感のある生地を選ぶ場合の値段の相場

厚手の生地や光沢感のある生地を用いたはっぴ、模様が全体に入った総柄はっぴなどを選ぶ場合、本体の
値段は3,000円~10,000円前後と値段に幅があります。
加工料金は業者ごとに異なるためカメオカでの値段を例にご紹介すると、背中にシルクスクリーンプリント
(1色)を入れる場合は、一律13,200円の版代と1枚当たり260円のプリント代がかかります。
フルカラー転写プリントだと、版代が9,470円、1枚当たりのプリント代が1,090円かかり、
両衿にネーム刺繍を入れる場合は、版代はかからず1枚当たりの加工代が2,200円です。
たとえば4,890円のはっぴを選び、それぞれの加工をするとはっぴの本体価格を含めた合計金額は以下の
ようになります。

<本体価格4,890円のはっぴを30枚注文する場合の仕上がり品値段例>

加工種類

版代

1枚当たり加工料

仕上がり品

1枚当たりの値段

シルクスクリーン(1色)

13,200円

260円

5,590

フルカラー転写プリント

9,470円

1,090円

6,296

ネーム刺繍(両衿)

2,200円

7,090

                             ※すべて税込みで算出

4.こだわりの特注はっぴを製作する場合の値段の相場

オリジナルはっぴには、染めの段階からこだわり、生地全体にデザインを入れられる
「特注はっぴ」もあります。
特注はっぴには色々な生地がありますが、35枚製作する場合はポリエステル生地使用のはっぴで
4,150円~4,400円、綿100%生地使用のはっぴで7,330~7,900円が相場です。
このようにオリジナルはっぴ作りでは、はっぴの生地、柄、加工方法、オリジナルはっぴのタイプを
工夫すれば、かかるコストを調整できるでしょう。

5.はっぴ本体以外のところでコストを抑える方法は?

コストを抑えるためには手頃な価格のはっぴを選ぶという方法がありますが、それ以外にも値段を
抑えられるポイントがあります。
最後に、低コストでオリジナルはっぴを作るための3つのポイントを見てみましょう。

「凝っていてカッコいい」よりも「シンプルでクール」を目指す

基本的に加工料はデザインのサイズや数に比例して高くなります。シルクスクリーンプリントの場合は、
デザインの色数だけ版代もかかります。
凝れば凝るほど値段は上昇する傾向にあるため、コストを抑えたいならデザインに凝りすぎずシンプルな
魅力を演出しましょう。
もともとはっぴは、大胆な柄やデザインがビシッと決まるアイテムなので、色数を抑えたからといって
安っぽくなるとは限りません。すっきりとしたクールなデザインは「はっぴらしいシンプルなカッコよさ」
を表現しながらも値段も抑えられる、まさに一石二鳥のデザインといえるでしょう。

製作枚数を多くして1枚当たりの値段を抑える

購入価格は基本的に「1枚当たりの値段×枚数」ですが、デザイン加工が入るとロットによって単価が
変わってくるため、製作枚数を多くすると1枚当たりの値段を下げられます。
たとえば、プリント加工にかかる版代は1枚だけ製作しても100枚製作しても一律ですので、注文枚数が
多いほど割安です。
希望者を募る場合はできるだけ多くの人数を集めて、たくさんの枚数をまとめて発注するとコスト削減に
つながります。

小物を手作りする

帯やはちまきなどの小物を手作りにすることも、費用を抑える1つの方法です。
帯もはちまきも必要な布地が少ないため布代はさほどかからず、まっすぐに裁断してまっすぐに縫う
だけなので、少しの手間でコストを節約できます。
ただし作る数が多いと、それだけ手間と時間がかかってしまい負担が増える可能性があるため、外注と
手作りどちらにするかは、必要数やどれだけ手間をかけられるのかといった状況に合わせて
検討するといいでしょう。

6.まとめ

オリジナルはっぴの土台となるはっぴ本体は、安いものでは1,500円前後から、高いものだと10,000円を
超えるものまで幅広くあります。
ただし本体価格は生地の厚み、質感、耐久性なども反映されるため、値段だけでなく使用頻度や用途も
考慮し、それに合ったクオリティのものを選ぶことが大切です。
またオリジナルはっぴは、入れるデザインのサイズや色数、加工枚数によって加工料が変わってきます。
色数の少ないシンプルなデザインにする、製作枚数をできるだけ多くして単価を下げる、はっぴ以外の帯や
はちまきなどの小物は手作りにするといった工夫で、コストを上手に抑えつつ、用途に合った
かっこいいオリジナルはっぴを作りましょう!

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