2020.04.10
作り方
オリジナルキャップの作り方|業者に頼む4ステップと自作する方法
オリジナルキャップの作り方を、業者に頼む4ステップと、アイロンプリントやワッペン、布用のペンで自分で作る方法に分けて紹介します。メッシュなどキャップの型の選び方、刺繍とプリントの違い、費用の目安、届くまでの日数もまとめました。

オリジナルキャップの作り方は、専門の業者に頼む方法と、無地のキャップに自分で手を加える方法の2通りです。会社やチームのロゴを正確に入れたい場合や、同じものをまとめて作る場合は、業者に頼む方法が向いています。
カメオカでは、刺繍やプリントを入れたオリジナルキャップを製作しています。
初めて作る場合は、「何から決めればいいのか分からない」と感じる方も多いのではないでしょうか。この記事では、業者に頼む場合の4つのステップと、自分で作る方法を順に紹介します。費用の目安や、よくある質問もまとめました。
目次
1.オリジナルキャップの作り方は2通り
業者に頼む方法と自分で作る方法は、仕上がりや手間が大きく違います。作る目的と数から選ぶと迷いにくくなります。
|
作り方 |
仕上がり |
洗濯への強さ |
向く数 |
手間 |
|
業者に頼む |
専用の機械で加工するため、ロゴや文字の形を整えて再現しやすい |
刺繍は糸で縫い込むため、くり返しの洗濯にも比較的強い |
複数(チームや会社でそろえる場合など) |
デザインを決めてデータを送れば、加工は業者が行う |
|
自分で作る |
手作業のため、細かいロゴや文字は形が崩れやすい |
方法によっては、洗濯ではがれたり色が落ちたりすることがある |
1個から数個 |
材料をそろえ、作業の時間を取る必要がある |
たとえば、イベントで使うスタッフ用のキャップや、会社のユニフォームとして毎日かぶるキャップは、仕上がりと耐久性の面で業者に頼む方法が向いています。一方、友人へのプレゼントや自分用の1個なら、自作も選択肢になります。
2.業者に頼む場合の4ステップ
業者に頼む場合は、次の4つを順に決めていきます。あらかじめ決めておくと、見積りや注文のやり取りがスムーズです。
1.キャップの型を選ぶ
2.素材を選ぶ
3.入れる文字やマークを決める
4.加工方法を選ぶ
ステップ1 キャップの型を選ぶ
キャップは型によって印象が変わり、ロゴを入れられる広さも異なります。ここでは代表的な6つの型を紹介します。
①.ベースボール型
野球帽として知られる、丸みのあるトップと前ツバの型です。年代や性別を問わずかぶりやすく、フロントにロゴを入れる定番の形といえます。

②.ワーク型
ツバが短く、トップが平らで浅い、四角い印象の型です。作業帽として広く使われてきた型で、作業用のユニフォームとしてよく選ばれています。

③.メッシュ型
網目状のメッシュ素材を使った型です。後ろ側だけがメッシュでフロントがウレタン(スポンジ状の素材)のタイプと、全体がメッシュのタイプがあります。通気性がよく頭が蒸れにくいため、夏の屋外イベントやスポーツでよく使われます。

④.アポロ型
フロントが1枚の大きな生地で作られ、ツバに月桂樹などの刺繍が入った型です。フロントが広いため、大きな文字やロゴを入れやすい特徴があります。警備や防災の制服などで見かけることもあります。

⑤.ワイド型
フロントに縫い目がなく、半円形の生地で作られた型です。正面が平らに見えるため、刺繍やプリントのデザインが映えやすいという利点があります。

⑥バイザー型
トップがなく、ツバと額まわりだけの型です。頭が蒸れにくく、髪型への影響も少ないため、屋外での受付や販売のスタッフ用にも選ばれています。

ステップ2 素材を選ぶ
型が決まったら、かぶる季節や使う場面に合わせて素材を選びます。代表的な素材の特徴は次のとおりです。
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素材 |
特徴 |
向く場面 |
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ポリエステル |
軽く、発色がよく色落ちしにくい。吸汗速乾の加工をした生地もある |
夏場の着用、作業用のユニフォーム |
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コットン |
通気性と肌ざわりがよく、使うほど風合いが出る。洗濯で色が落ちることがある |
普段使い、カジュアルなデザイン |
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コットンとポリエステルの混紡(2種類の糸を混ぜた生地) |
コットンの風合いと、ポリエステルの強さを両立しやすい |
ユニフォームなど長く使う用途 |
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メッシュ |
網目状で通気性が高い |
夏の屋外イベント、スポーツ |
素材ごとの特徴や選び方は、オリジナルキャップにおすすめの素材と生地で詳しく紹介しています。
ステップ3 入れる文字やマークを決める
次に、キャップに入れる文字やマークを決めます。会社名やロゴ、チーム名など、何を伝えたいかを先に決めておくと、デザインがまとまりやすくなります。
あわせて、入れる位置(フロント、サイド、バック)と大きさ、色も考えておきます。サイドやバックに追加で入れる場合は、別に料金がかかります。注文の前に、文字のつづりや表記(大文字か小文字か、略称か正式名称か)もメモしておくと、行き違いが起きにくくなります。
なお、業者に頼む場合も、キャラクターや他社のロゴなど、権利者の許可がないデザインは使えないのが一般的です。
位置や大きさ、色の決め方は、キャップのデザインの決め方で詳しく紹介しています。
ステップ4 加工方法を選ぶ
3.自分でオリジナルキャップを作る方法
1個だけ作りたい場合や、手持ちのキャップをカスタムしたい場合は、無地のキャップに自分で手を加える方法もあります。ここでは、家庭でも取り組みやすい3つのやり方を紹介します。いずれも一般的な流れのため、使う材料の説明書もあわせて確認することをおすすめします。
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方法 |
用意するもの |
向くデザイン |
注意したいこと |
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アイロンプリントのシート |
無地のキャップ、布用のアイロンプリントのシート、アイロン |
パソコンで作った文字やロゴ |
熱に弱い素材や、メッシュの部分には向かないことがある |
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ワッペン |
無地のキャップ、ワッペン、針と糸(またはアイロン) |
マークやエンブレム |
アイロン接着だけでは、はがれることがある |
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布用のペンや絵の具 |
無地のキャップ、布用のペンや絵の具、下書き用のペン |
手描きの文字やイラスト |
細かい線や広い面をきれいに塗るのは難しい |
アイロンプリントのシートを使う
布用のアイロンプリントのシートに、デザインを印刷したり切り抜いたりして、アイロンの熱でキャップに貼り付ける方法です。パソコンで作ったロゴや文字をそのまま使えるため、自作のなかでは仕上がりを整えやすいといえます。
キャップのフロントは丸みがあるため、タオルなどを内側に詰めて形を整え、アイロン台の上で安定させてから作業します。手でアイロンの近くを押さえないようにし、ツバの芯やアジャスターなどのプラスチックの部分には熱を当てないようにしましょう。
ウレタンや発泡素材のフロント、化学繊維の生地など、熱に弱い素材もあります。作業の前に、キャップとシートの両方の表示を確認しておくと安心です。作業の直後は生地が熱くなっているため、冷めるまで触らないようにします。
メッシュキャップの場合、網目の部分にはシートが付きにくく、接着剤が網目を通り抜けることもあります。フロントの布の部分に貼るか、ワッペンを縫い付ける方法を選ぶとよいでしょう。
ワッペンを貼る、縫い付ける
市販のワッペンや、注文して作ったオリジナルワッペンを取り付ける方法です。アイロンで接着できるタイプは手軽に付けられます。接着後に周りを糸で縫い付けておくと、はがれにくくなります。アイロンを使うときの注意は、前の項目と同じです。

ワッペンの種類や付け方は、オリジナルワッペンで自分だけのキャップを作ろうで詳しく紹介しています。
布用のペンや絵の具で描く
布用のペンや絵の具で、キャップに直接文字や絵を描く方法です。時間がたつと消えるペンや、水で消えるペンで先に下書きをしておくと、位置や大きさのバランスを取りやすくなります。
描いたあとは、ペンや絵の具の表示に従って色を定着させておくと、洗濯で落ちにくくなります。定着にアイロンを使う場合は前の項目の注意を守り、作業中は換気をしておきます。
自作が向かない場合
自作は手軽な反面、次のような場合は業者に頼むほうが向いています。
1.会社やチームのロゴを、形や色を変えずに正確に入れたい場合
2.同じデザインのキャップを複数そろえたい場合
3.ユニフォームとして毎日かぶり、洗濯をくり返す場合
また、自分で使う範囲を超えて、キャラクターや他社のロゴを使ったキャップを配ったり販売したりすると、著作権や商標権の侵害にあたるおそれがあります。フリー素材やフォントも、グッズへの利用を認めているか、利用規約を確認しておきましょう。
4.費用の目安
業者に頼む場合の費用は、キャップ本体の価格と加工方法のほか、デザインを入れる場所の数や色数、個数によって変わります。一般に、同じデザインをまとめて作るほど、1個あたりの価格は下がる傾向があります。
カメオカの刺繍キャップの価格には、次の3つが含まれています。
1.キャップ代
2.4色以内の刺繍1か所の代金
3.刺繍の型代
刺繍糸を5色以上使う場合は、1色ごとに50円(税込)が加わります。サイドやバックへの刺繍の追加もでき、料金は刺繍の種類(ネーム刺繍かオリジナル刺繍か)によって異なります。オリジナル刺繍を追加する場合は初回に型代がかかるなど、内容によって別の費用がかかることもあります。
個数別の価格は、各商品ページの価格表で確認できます。
※実際の価格は、選ぶキャップや加工の内容、個数により異なります。送料は注文金額によって異なります
費用を抑えたい場合は、次のような点を見直すと調整しやすくなります。
1,刺繍の色数を4色以内に絞る(似た色を1色にするなど)
2,デザインを入れる場所をフロントだけにする
カメオカは創業45年で、キャップの刺繍はすべて自社工場で加工しています。
5.よくある質問
1個から作れますか?
何個から注文できるかは、業者によって異なります。カメオカでは、新規の製作は5個から、追加の製作は1個から承っています。1個だけ作りたい場合は、3.で紹介した自作の方法も選択肢になります
費用はいくらかかりますか?
費用は、キャップ本体や加工方法、色数、個数によって変わります。カメオカでは、各商品ページに個数別の価格表を載せています。正確な金額は、デザインが決まった段階で見積りを取って確かめるとよいでしょう。
注文から何日で届きますか?
カメオカでは、刺繍やプリントなどの加工がある商品は、通常7~10営業日でお届けしています。加工のない商品だけの場合は、2~3日程度で発送しています。製作の流れはオリジナルキャップは何日でできる?で紹介しています。
入れたいマークのデータがなくても作れますか?
手描きのイラストや画像しかない場合に、刺繍用のデータを作れるかは、業者によって対応が異なります。注文前に問い合わせて、対応できるかと費用を確認しておくと安心です。
6.まとめ
オリジナルキャップの作り方には、業者に頼む方法と自分で作る方法の2通りがあります。業者に頼む場合は、キャップの型と素材、入れる文字やマーク、加工方法の4つを順に決めると、見積りや注文がスムーズに進みます。
1個だけなら自作も選択肢です。ロゴを正確に入れたいときや、同じものを複数そろえるときは、業者に頼む方法が向いています。カメオカでは、型や素材の異なるさまざまなキャップに、刺繍やプリントを入れて製作しています。
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