2021.02.25

基礎知識

オリジナル作業着をデザインでカッコよく!入れ方や注意点をご紹介

オリジナル作業着をデザインでカッコよく!入れ方や注意点をご紹介

デザイン次第でカッコよさを何割増しにもできるのがオリジナル作業着の魅力です。
しかし、いざセンスのいいデザインを考えようとしても、何から手をつけていいのか、どんなデザインが
ピッタリなのか見当がつかず、困ってしまうということもありますよね。
そこで今回は、オリジナル作業着へのデザインの入れ方や注意点をご紹介します。

1.作業着だってカッコいいほうがいい!

作業着はただ単に作業をしやすい服装というだけではなく、社員の士気を高めたり連帯感を生んだりする
効果があります。カッコいい作業着を着ることで、モチベーションも上がるでしょう。
だからこそ、デザインでカスタマイズして、グッとカッコよくしたオリジナル作業着がおすすめです。
次章から、オリジナル作業着のデザイン加工の方法やデザインを入れる際のポイント、注意点について
詳しくご紹介していきます。

2.オリジナル作業着のデザイン加工方法

オリジナル作業着にデザインを入れる方法には、次の3つがあります。

  • 刺繍加工
  • ワッペン
  • プリント加工

それぞれの特徴やメリット、デメリットについて見ていきましょう。

刺繍加工

作業着は企業イメージにも関わる、大切な制服です。デザインにもある程度の高級感を求められるため、
上質な雰囲気に仕上がる刺繍加工が人気となっています。
また、毎日のように着用する作業着は、洗濯する機会が多いですよね。自動車の整備工場などの汚れが
付きやすい環境や、清潔さが重視される食品工場などでは、なおさら洗濯の回数が増えるのでは
ないでしょうか。
刺繍加工であれば、耐久性が高く色落ちもしにくいので作業着に向いています。

ワッペン

冬季の屋外作業で使用する中綿入りブルゾンのように、厚みのある作業着にはワッペンがおすすめです。
一定以上の厚みがある生地だと刺繍加工は難しくなってしまいますが、一番上の布に取付けるワッペンで
あれば対応できるケースが多いです。縫い付け以外にも、安全ピンやマジックテープを使って取り外し
可能な仕様にできるのも嬉しいポイントです。
しかし、取り付け料金が別途必要になるケースも少なくありません。ワッペン自体の製作費用も
かかりますので、予算に余裕がある場合におすすめの方法といえます。

プリント加工

費用を安く抑えたい場合は、プリント加工をおすすめします。耐久性こそ劣るものの、刺繍やワッペンと
比べて低価格でデザインを入れられます。
また、版代こそかかりますが、大量ロットで依頼すると割安になりコストを抑えられます。
従業員が多い会社や工場に向いている方法といえるでしょう。

3.オリジナル作業着のデザインを入れる際のポイント

次に、オリジナル作業着にデザインを入れる際のポイントをご紹介します。

入れる位置や大きさにより加工方法を選ぶ

どの加工方法にするか迷った場合は、デザインの位置やサイズを基準にして選びましょう。
例えば、胸元や袖、腕に10cm×10cm以下のデザインを入れるのであれば、小さいながらも存在感のある
刺繍やワッペンが向いています。
一方、背中に大きくデザインしたい場合、刺繍やワッペンにすると費用がかかりすぎてしまうので
プリントがおすすめです。
加工方法について迷ったら、製作会社に相談するのも手のひとつです。
予算感とデザインイメージを伝えると、それに合ったアドバイスをくれるでしょう。

刺繍糸の色にこだわる

デザインを糸で縫い表す刺繍加工は、使う糸の色によって雰囲気が大きく変わってくるため、刺繍糸の色に
こだわると満足度が上がるはずです。
作業着と同系色の糸を使うと全体的に統一感が出ますし、生地と反対色の糸を使うと刺繍がアクセントと
なり、全体の印象が引き締まります。色の効果を上手に活かすと作業着の完成度も高くなるため、
いろいろ工夫してみましょう。

4.動きやすさを邪魔しないデザインにしよう

作業着にデザインを入れる際は、機能性を犠牲にしないよう気をつけなければなりません。
例えば、関節の位置にワッペンをつけて腕を動かしにくくなったり、刺繍やプリントをつけ過ぎて可動域が
狭まったりする恐れもあります。
作業着本来の目的は、作業中の安全確保や作業効率アップです。デザインを考えていると、ついカッコよさ
を追求したくなってしまいますが、作業着の機能性を犠牲にしない範囲内で行うよう注意しましょう。

5.まとめ

作業着は、デザインを入れるとカッコよさが増し、社員同士の連帯感も増します。
デザインのサイズや加工方法によって費用が変わってくるので、予算も十分に考慮しながら、
刺繍加工、ワッペン、プリント加工のどれにするのか決めましょう。
ただし、作業着の機能性を損なわないデザインにしないと意味がありません。動きやすさを邪魔しない、
かっこいいデザインの作業着にしてくださいね。