2020.05.11
基礎知識
オリジナルポロシャツのサイズの選び方とデザイン、料金の関係
オリジナルポロシャツを依頼するときに、サイズやデザイン範囲がどのように料金に関係しているのでしょうか。
事前にその関係性を把握していないと、想定よりも費用がかかるかもしれません。
そこで今回は、ポロシャツやデザインサイズの選び方とサイズによる料金の変化について詳しくご紹介していきます。
1.ポロシャツは自分の体にぴったり合うサイズを選ぶ
タイトすぎるとピチピチの状態でポロシャツらしさがなくなり、
反対にぶかぶかすぎても太く見えてかっこ悪くなってしまうのがポロシャツです。
ポロシャツのサイズは、体をちょうどよく包めるサイズ、もしくはそれより若干細身くらいが良いとされ、
最近のポロシャツは、細身で体のラインに合うものが人気です。
体にぴったりなポロシャツになるように、必要なサイズ計測箇所は以下の4つです。
- 身丈:襟のリブの付け根から裾までの長さ
- 身巾:平置きした状態で、脇下同士を結んだ横幅
- 肩巾:両肩の間の幅
- 袖丈:方と袖の縫い目から袖口までの長さ
この中で、特に重視するべきなのは身巾と肩巾です。
身巾があっていないポロシャツは、胴体回りが窮屈になるか、
逆にダボダボになってしまうため、綺麗に着こなせずかっこ悪く見えます。
また、肩巾があっていないものは肩のラインが内側か外側に入るため、
傍目に見てもサイズが合っていないことが分かってしまいます。
カメオカでは商品の質やサイズを確認してもらうために、
サンプルの貸し出しを行っているので試着可能ですが、そうではないケースも多いです。
その場合、丁度いいサイズを選ぶためには、男性は肩巾、女性は身巾を目安として選びましょう。
2.オリジナルポロシャツの豊富なサイズ展開
オリジナルポロシャツは子どもから大人まで、
チームで同じデザインのものを着られるように豊富なサイズ展開となっているのが特徴です。
カメオカの場合、120~150 cmまでに4サイズ、SS~5Lまで8サイズ、合計12サイズを取り揃えています。
基本的にサイズごとに料金は変わらないため、それぞれにぴったりのサイズを選べます。
しかし、サイズによっては料金が変わるケースもあるので要注意です。
例えば、カメオカでは3L寸以上またはXXL寸以上のサイズで料金が少し上がります。
【参考】
女性・男性に人気のサイズ。
- 女性に人気:150cm、SSサイズ、Sサイズ
- 男性に人気:Mサイズ、Lサイズ、LLサイズ
3.ポロシャツサイズと刺繍サイズの関係
オリジナルポロシャツには、刺繍をワンポイント入れたデザインが人気ですが、
刺繍の大きさとポロシャツのサイズには少しだけ関係があります。
ポロシャツに入れる刺繍サイズ
刺繍加工でポロシャツにデザインを入れる場合、胸部分に7cm×7cmに収めるケースが多いですが、
基本的にはS、M、Lなどのポロシャツのサイズに合わせて刺繍の大きさを変えることはありません。
しかし、子ども用と大人用のポロシャツを作るときは、
それぞれのサイズに合わせて刺繍の大きさを変更するケースがあります。
その場合、大人用の刺繍サイズを100%とすると、子ども用は80%程度のサイズで作ればバランスが良くなります。
刺繍サイズを変更する際の注意点
通常、ポロシャツはサイズ違いでも、発注枚数に応じて割引が発生します。
しかし、刺繍サイズを変更すればそれぞれが別料金になるだけではなく、版代などが発生するため、注意が必要です。
4.ポロシャツはフリーサイズではなく予想する
オリジナルポロシャツを作る時に、着用する人が未定の段階で購入される方も少なくありません。
そのようなケースでは、着用する人の予測をある程度立てながら、
大きいサイズや小さいサイズを混ぜながら制作することをおすすめします。
ポロシャツにはフリーサイズというものは存在しないため、
大きいサイズを多めに発注したくなる方も多いですが、
サイズが合っていないポロシャツは不格好になってしまうため、この方法は現実的ではありません。
5.まとめ
今回は、オリジナルポロシャツのサイズとデザインサイズ、料金の関係について解説してきました。
オリジナルポロシャツのサイズは、豊富に展開されているため、それぞれに合ったサイズでの作成が重要です。
また、子ども用と大人用のポロシャツを作成するときは、刺繍の大きさも考慮しましょう。
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