2021.08.01

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オリジナルポロシャツのタグにワッペンを使う4つのメリット

オリジナルポロシャツのタグにワッペンを使う4つのメリット

オリジナルポロシャツを販売する場合、さりげなくブランドをアピールできる「タグ」にこだわると、
キラリとセンスが光ります。
特にポロシャツと相性のいいワッペンをタグとして使用すると、高級感を演出でき、
オリジナリティが増すのでおすすめです。
今回はオリジナルポロシャツのタグにワッペンを使用する4つメリットと、種類や取り付け時の注意点
などをご紹介します。

1.オリジナルポロシャツにつけられるタグの種類

オリジナルポロシャツにブランド名やロゴを入れる場合、タグを取り付けるという方法があります。
そこで、どんな種類のタグがあるのかをみていきましょう。

布タグ

布タグは、テープ状の生地にブランドロゴや社名などを入れたタグです。衣料品の襟もとによく取り付けら
れている一般的なタイプで、着用した際にチクチクするといった理由で、切り取られてしまうこともよく
あります。

リボンタグ

リボンタグは、布タグをリボンのようにぶら下げたタイプです。あまりメジャーな種類ではありませんが、
そのぶん個性や遊び心を演出できます。

ワッペンタグ

ワッペンタグは、プリントや刺繍でオリジナルデザインを入れたワッペンをタグとして利用するものです。
デザインの一部として服の表側にも取り付けられるのが魅力で、布タグやリボンタグとはまた違った
存在感があります。

2.オリジナルポロシャツにワッペンタグを使う4つのメリット

色々な種類があるタグですが、オリジナルポロシャツにつけるなら、ワッペンタグが最適です。
その理由について解説していきます。

高級感がある

刺繍を施したワッペンには厚みや立体感があり、手の込んだ印象を与えるため、オリジナルポロシャツに
取り付けると、それだけで高級感を演出できます。
光沢のある糸を使用するとさらにリッチ感が増すので、こだわりのオリジナルポロシャツのグレードを
引き上げてくれるのも嬉しいポイントです。
オリジナルポロシャツの見映えを高めたい人におすすめです。

ブランドイメージを押し出せる

ブランドロゴや社名をあしらったワッペンタグを取り付けることで、ブランドイメージを押し出すことも
できます。
ワッペンタグは袖や裾につけても違和感がないので、オリジナルポロシャツを着るたびに目に入り、着る人
の印象に強く残ります。

オリジナルポロシャツのデザインの一部としてつけられる

ワッペンタグはオリジナルポロシャツのデザインの一部として取り付けることも可能です。
襟もとに取り付けられる布タグは切り取られてしまうことも多く、着用すると見えなくなってしまうので、
あまり存在感を出せません。
しかしワッペンタグなら、オリジナルポロシャツの胸元や袖などにデザインの一部として
取り付けられます。個性的でおしゃれなので、「見せるタグ」に最適です。

オリジナルポロシャツは刺繍と相性がいい

オリジナルポロシャツは、刺繍と相性がいいのもポイントです。
ポロシャツの素材にはドライメッシュや鹿の子編みなど、ざっくりとした生地が使われているので、
生地目を活かした刺繍の質感との相性はばっちりです。

3.ワッペンタグの種類

次にワッペンタグの種類について紹介していきます。一口にワッペンといっても刺繍やプリント、ロゴの
有り無しなど、様々な特徴があります。自分の思い描くワッペンタグを実現できるものを選びましょう。

刺繍ワッペン

刺繍ワッペンは、ワッペンタグ用にデザインした図案を、土台の生地をのぞいてすべて刺繍で再現したもの
を指します。刺繍ならではの高級感が特徴で、オリジナリティを出せることから人気が高いワッペンです。
オリジナルポロシャツはゴテゴテしない方がスタイリッシュに映るため、タグのデザインもシンプルさを
重視しましょう。

ロゴ+ネームワッペン

ロゴの横にネーム(文字)を加えたものが、ロゴ+ネームワッペンです。ロゴには企業やチームロゴ、
ネームに企業名や団体名を入れると、オリジナルポロシャツの色が違っても一体感を演出できます。
あらかじめワッペンのサイズが決まっているため、刺繍ワッペンよりも価格を抑えられることもポイントです。

ネーム刺繍ワッペン

ネーム刺繍ワッペンは、社名など文字のみを刺繍したものを指します。型代が不要なため、ロゴ+ネーム
ワッペンよりもさらに安価にワッペンタグを作れます。3種類のサイズ、7種類のフォントのなかから
選択できます。
オリジナルポロシャツは胸元にワンポイントでデザインを入れることが多いですが、右袖や左袖に小さく
ネーム刺繍ワッペンを入れてもおしゃれです。

転写プリントワッペン

刺繍では難しい、複雑なデザインのワッペンタグを作りたいときは、転写プリントワッペンが向いて
います。転写プリントワッペンは、データやイラストがあればどんなデザインでもワッペンにできることが
強みです。
ただし刺繍タイプよりは洗濯に弱いため、洗濯頻度が高いポロシャツには、耐久性の高い刺繍タイプの
ワッペンのほうが向いています。

4.ワッペンをタグとするときの注意点

最後に、ワッペンタグの注意点について説明します。オリジナルポロシャツに華やかさを添えるワッペンタグですが、取り扱いで気を付けておくこともあります。

取り付けは業者に依頼する

ワッペンタグの取り付けは、オリジナルポロシャツを購入した業者にすべてお任せするのがおすすめです。
ワッペンタグを製作したら、別途オリジナルポロシャツに取り付ける作業が必要ですが、ワッペンと
ポロシャツを持ち込んで、取り付けだけを請け負ってくれる業者はあまりありません。ワッペンと
ポロシャツは同じ会社で購入して、取り付けまであわせて依頼するのがベストです。
自分でポロシャツに取り付ける場合は、アイロンで圧着したあとに縁を縫い付けます。圧着だけでは弱く、
洗濯を繰り返すうちに取れてしまう可能性があるからです。
こうした手間も考慮すると、やはり業者に依頼したほうが安心・確実といえるでしょう。

熱圧着でワッペンタグを取り付けているときには乾燥機は避ける

ワッペンをタグとして取り付けるときには、縫い付けか熱圧着のどちらかになります。
縫い付けてある場合は問題ありませんが、熱圧着のみでは接着面に高温が加わるとはがれてしまう可能性が
あるので、洗濯後には乾燥機の使用を避け、自然乾燥させるようにしましょう。
飲食店の制服など、洗濯頻度が高いオリジナルポロシャツにワッペンタグをつけるなら、初めから縫い付け
を依頼するのがおすすめです。

5.まとめ

オリジナルポロシャツに取り付けるワッペンタグは高級感を出せることがポイントです。見栄えもするので
着ると見えなくなる襟もとではなく、胸元や袖などにデザインの一部としてつけるのがおすすめです。
洗濯により剥がれてしまうのを防ぐため、耐久性の高い刺繍タイプを選び、アイロンで圧着後はしっかりと
縁を縫い付けて取り付けます。手間がかかるため、自分で取り付けるよりも、オリジナルポロシャツを購入
した業者にお任せすると便利です。
オリジナルポロシャツを作る際は、ぜひブランドのロゴや社名をあしらったワッペンタグを取り付け
ましょう。