2020.10.06

基礎知識

【用途別】オリジナルスタッフジャンパーのサイズと選び方

【用途別】オリジナルスタッフジャンパーのサイズと選び方

オリジナルジャンパーを作成する際、サイズ選びに悩んでしまうことはないでしょうか。
ジャンパーを利用する目的や人数、時期によって意識すべきポイントは異なるため、適切なサイズを
選ぶことは意外と難しいです。
そこで今回は、オリジナルスタッフジャンパーのサイズの決め方について、用途を軸にしたポイントを
解説していきます。

1.オリジナルスタッフジャンパーのサイズは用途で考える

例えば、不特定多数の人が共有して着用するイベントスタッフ用のジャンパーの場合、MやLを中心とした
汎用性のあるサイズ選びが大切になりますが、会社のユニフォームや個人の作業着として着る場合には、
機能性が求められるのでフィット感が最も重要になります。
このように、オリジナルスタッフジャンパーのサイズ選びは、誰がどういった目的で使用するかが
ポイントになってきます。
次の章から、イベント用・ユニフォーム用・防寒用というスタッフジャンパーの主な用途別に、
サイズ選びのコツをご紹介していきます。
また、サイズ感については実際に着てみないと分らない面も大きいため、サンプルの貸し出しを
行っている業者を利用し、試着を行うと安心です。
ちなみに、カメオカでの一般的なイベントスタッフジャンパーのサイズの展開例は以下のようになります。
S~XXL(サイズ・適正身長・着丈・身巾・裄丈)まであるため、サイズに迷うことはありません。
適正身長:S:(女性)153㎝:S:163㎝ M:170㎝ F(L):179㎝ XL:181㎝ XXL:183㎝

参考:https://www.yu-kameoka.com/products/detail/370

2.イベント用スタッフジャンパーは男女で分ける

イベント用のスタッフジャンパーとして使われることの多い薄手のナイロン製ジャンパーは、
袖や裾にゴムが入っているため、多少のサイズ感の違いであれば調整することは難しくありません。
そのため、あまり細かなサイズを用意しておく必要はなく、数パターン用意しておくことで、
事足りるケースがほとんどです。
例えば、女性用にSサイズなどの小さめのサイズをひとつ、男性用として2サイズ程度は用意しておけば
十分でしょう。

3.ユニフォーム用スタッフジャンパーは動きやすさ重視

制服やユニフォーム、作業着などは、印象も大切ですが長期間の着用を考えると機能性を重視して
サイズを選択することが求められます。
そのため、サイズの種類が豊富なタイプのジャンパーを選び、使用する従業員やスタッフ一人一人の
体形に合わせたジャンパーを注文するようにしましょう。
例えばカメオカの場合、作業着に人気のリフレクトジャケットのサイズ展開は、SS~6Lまで展開しています。
(サイズ・適正身長・着丈・肩幅・胸回り)
適正身長は以下の基準を参考にしてみてください。
SS:(女性)153㎝: S(女性):160㎝ S(男性):163㎝ M:170㎝ L:179㎝ 
LL:181㎝ 3L:183㎝ 4L:186㎝ 5L:189㎝

4. 防寒用スタッフジャンパーはインナーから考える

オリジナルジャンパーの中でも、特にサイズ選びの難しい服が防寒用のスタッフジャンパーです。
ここでは、重視すべき3つのポイントについて解説していきます

インナーにサイズを合わせる

防寒用ジャンパーは重ね着が前提となるため、インナーとのバランスを考慮する必要があります。
ジャンパーの防寒性と着こむであろうインナーの厚みを考えることで、ジャンパーの機能性を活かせる
サイズを選択できます。
そのため、スタッフが冬に私服の上から羽織る場合は大きめのサイズ、薄手のミドルレイヤーを
支給する場合にはジャストサイズを選択するようにしましょう。中に着用するインナーや支給する
レイヤーなどに合わせてサイズを考慮することが大切です。

動きやすさを考える

防寒用ジャンパーは重ね着するため、どうしても着ぶくれが起きがちです。
そのため、余裕のあるサイズに加え、生地の伸縮性を意識すると良いでしょう。
ストレッチ性の高い生地であれば、多少重ね着をしていても動きやすく、窮屈さも感じにくいです。

ファッション性が高いものは機能性を確認

防寒ジャケットの中でも、ファッション性の高いデザインのものは、
基本的にサイズが細めに作られています。
その分、着用するインナーによっては、サイズがずれてしまい不格好になることも少なくありません。
ファッション性が高いジャンパーを着こなすには、一概にSMLなどでサイズを選ばず試着が欠かせません。
また、厚手のインナーの着用は避け、薄手の防寒インナーを着用するといった工夫も必要になってくるでしょう。

5.まとめ

オリジナルジャンパーのサイズを選ぶ際は、使用する用途を考慮する必要があり、イベント用の
スタッフジャンパーなどは男女で作成するサイズを分けることがポイントです。
また、ユニフォーム用のスタッフジャンパーは、印象と機能性が重視されるため、使用する人の体形に
合ったサイズ選択が必要となります。
防寒用ジャンパーは重ね着をするため、中に着るインナーも考慮してサイズ選択しましょう。
ジャンパーを作成する場合には、サンプルの貸し出しを業者に依頼し、
事前に着心地や動きやすさなどを確認することをおすすめします。