2020.08.26

基礎知識

オリジナルスタッフジャンパーの相場と価格を抑えるポイント

オリジナルスタッフジャンパーの相場と価格を抑えるポイント

イベントや行事で従業員が着るスタッフジャンパー。オリジナルで製作する場合、正しい相場や値段の内訳
を知らないと予算との折り合いがつかなくなるかもしれません。
事前にオリジナルスタッフジャンパーの平均価格をきちんと把握しておけば、譲れないポイントは
こだわりながらも、価格を抑えて製作できます。今回は、オリジナルスタッフジャンパーの相場と
値段の内訳、低コストで製作するコツについて見ていきます。

1.気になるオリジナルスタッフジャンパーの相場は?

例えば、背中のみにプリント加工を施して30枚注文すると仮定すると、
一枚当たりの相場は2,000円前後です
何よりも低価格のものをと考えている方には、一枚当たり1,800円程で製作できる袖なしの
イベントベストもおすすめです。
一方で、冬場の寒い時期に使う防寒タイプの中綿入りイベントブルゾンになると、
一枚当たり3,000円前後と相場は上がってしまいます。オリジナルスタッフジャンパーは、
光沢感のあるナイロン地とプリント加工の相性が抜群ですが、化学繊維であるナイロンは
安く調達でき、プリントも安価にできるため、比較的価格を抑えて製作できるアウターの
ひとつといえるでしょう。

2.オリジナルスタッフジャンパーの値段の内訳

ここでは、オリジナルスタッフジャンパーにかかる製作費の内訳を見ていきます。
オリジナルスタッフジャンパーの製作でコストダウンを目指すには、製作費の内訳を知り、その中でこだわ
りたいポイントを決めて予算配分を行うことです。

スタッフジャンパーの本体代

最も値段の変動が大きく、内訳の大きな割合を占めるのがオリジナルスタッフジャンパーの本体料金です。
袖ありのジャンパータイプにこだわりがなければ、ベストタイプを選択するとコストを抑えられます。
そもそもスタッフジャンパーはナイロン素材が使われることが多いため、他アウターと比較しても安価で
製作できるのが特徴です。使いたい時期や場所で考えて選びましょう。

デザインの加工代

スタッフジャンパーに入れるオリジナルデザインは、プリント加工と刺繍加工の大きく2つに分けることが
できます。綿やツイルといったぬくもりある素材感の生地には刺繍加工がおすすめですが、光沢感のある
スタッフジャンパーには、プリント加工が最適でしょう。
プリント加工には、転写プリントとシルクスクリーンプリントの2種類のプリント方法がありますが、
どちらも1カ所300円前後でデザインを入れられるため、コストパフォーマンスに優れています。
例えば、シルクスクリーンプリントで40cm×40cmのデザインを入れると310円ですが、
刺繍で34cm×10cmのデザインを入れると1,630円になります。

デザインの大きさ

多くの場合、スタッフジャンパーはイベント会場などの人が多い場所で着用されます。そのため、
スタッフジャンパーに用いるデザインは、背中に大きく入れるのがおすすめです。刺繍加工であれば
デザインの大きさによって加工料金が大きく変わりますが、プリント加工はデザインのサイズが変わっても
あまり値段は変わりません。デザインサイズに自由度がある点は依頼者にとってメリットだといえます
例えばカメオカで、スタッフジャンパーに1色シルクスクリーンプリントを施す場合は、以下のような料金になります。

  • 14cm×14cm 以内 240円
  • 30cm×30cm 以内 310円

刺繍であれば、7cm×7cm以内で660円、34cm×10cm以内で1630円ですので、サイズによる価格差が少ないことも分かるかと思います。

シルクスクリーンプリント

14cm×14cm以内

240円

30cm×30cm以

310円

差額

70円

刺繍加工

7cm×7cm以内

660円

34cm×10cm以内

1630円

差額

970円

デザインの加工代

スタッフジャンパーに入れるオリジナルデザインは、プリント加工と刺繍加工の大きく2つに分けることが
できます。綿やツイルといったぬくもりある素材感の生地には刺繍加工がおすすめですが、光沢感のある
スタッフジャンパーには、プリント加工が最適でしょう。
プリント加工には、転写プリントとシルクスクリーンプリントの2種類のプリント方法がありますが、
どちらも1カ所300円前後でデザインを入れられるため、コストパフォーマンスに優れています。
例えば、シルクスクリーンプリントで40cm×40cmのデザインを入れると310円ですが、
刺繍で34cm×10cmのデザインを入れると1,630円になります。

デザインの大きさ

多くの場合、スタッフジャンパーはイベント会場などの人が多い場所で着用されます。そのため、
スタッフジャンパーに用いるデザインは、背中に大きく入れるのがおすすめです。
刺繍加工であればデザインの大きさによって加工料金が大きく変わりますが、プリント加工はデザインの
サイズが変わってもあまり値段は変わりません。デザインサイズに自由度がある点は依頼者にとってメリットだといえるでしょう。

例えばカメオカで、スタッフジャンパーに1色シルクスクリーンプリントを施す場合は、以下のような料金になります。

  • 14cm×14cm 以内 240円
  • 30cm×30cm 以内 310円

刺繍であれば、7cm×7cm以内で660円、34cm×10cm以内で1630円ですので、サイズによる価格差が少ないことも分かるかと思います。

注文する数量

オリジナルスタッフジャンパーの値段を決める大きな要素のひとつが、注文枚数です。
大量生産でコストダウンが狙えるため、注文量を多くすることで、1枚の単価を抑えることができます。
例えば、カメオカでイベントブルゾンを頼んだ場合、一枚当たりの料金は以下の通りです。

  • 10枚発注時・・・1枚あたり2,690円
  • 30枚発注時・・・1枚あたり1,810円(10枚発注時の約67%)
  • 45枚発注時・・・1枚あたり1,663円(10枚発注時の約61%)

3.オリジナルスタッフジャンパーの製作費を抑える2つのポイント

オリジナルスタッフジャンパーを安価に製作するためには、3つのポイントを意識する必要があります。
具体的なコストダウンの方法を見ていきましょう。

ポイント①.デザインを工夫する

当然のことながら、デザインは数が増え、サイズが大きくなるほど、費用が上がります。
プリント加工が安価だとしても、複数入れるとその分費用が高くなる点は他のデザインと変わりません。
カメオカを例に見ると、プリント1カ所につき300円ほどの加工代がかかるため、背中1カ所への
プリントに比べ、背中、左胸、袖の3カ所にデザインを入れると加工代は単純に3倍になります。
価格を抑えながらもデザインを目立たせたい場合は、背中に大きなデザインを1つ入れるだけで十分です。
文字やイラストが多いと主張したいポイントが分散してしまうため、デザインを大きくすることで自然と目立たせられます。

ポイント②.追加注文は型・版の保管期限内に

毎年同じイベントに参加しているなど、スタッフジャンパーの追加注文が予想される場合は、型と版の
保管期間を確認しましょう。保管期間外になった場合、追加注文時に製版代が再度かかってしまいます。
例えば、カメオカではプリント加工の型・版は1年間の保管となっています。この期間は製作業者にも
よるため、依頼時に確認しておくことが大切です。
こまめに追加注文が必要になる場合は、保管期間内に大量注文しておくことをおすすめします。

4.まとめ

オリジナルスタッフジャンパーは安価なナイロン生地が使用されることが多く、プリント加工を施して
30枚注文すると仮定すると、一枚当たりの平均価格は2,000円程です。
その値段は、本体代、デザインの加工代、デザインのサイズ代、注文枚数の4つの要素で決まっています。
できるだけコストを抑えて製作したい方は、注文枚数を増やすか、デザインを入れる箇所を減らすことが
おすすめです。追加注文を想定している場合は、デザインの型・版の保管期限を事前に確認しておきましょう。