2021.02.09

基礎知識

失敗しないオリジナルはっぴのサイズの選び方は?注意点もご紹介

失敗しないオリジナルはっぴのサイズの選び方は?注意点もご紹介

オリジナルはっぴを製作する際に、サイズ選びに迷う場合があるかもしれません。
その場合どういった点に気をつけてサイズを選べばよいでしょうか。
また、メンバー間の体格差を考慮したとき、何種類くらいのサイズを用意しておけばよいでしょうか。
今回は、オリジナルはっぴのサイズの考え方、主流のサイズ展開、サイズに関する注意点などについて
ご紹介していきます。

1.オリジナルはっぴのサイズはおおらかに考えてOK

洋服には程よいフィット感が大切ですが、はっぴはざっくりと羽織って着る衣類です。
お祭りでは素肌の上に直接着ることもありますが、展示会や学園祭などでは洋服を着た上に羽織るといった
着方が大半ですよね。
そのため、基本的にははっぴのサイズをそこまで細かく気にする必要はありません。
もちろん、よさこいや太鼓演奏のように、観客から注目される場合は、丈や袖の長さを細かく指定した
フルオーダーはっぴも選択肢となるでしょう。
しかし、そういったケース以外では、もともとサイズが決まっている既製はっぴをベースにして製作すれば
十分間に合う場合がほとんどです。

2.オリジナルはっぴの既製品サイズ

オリジナルはっぴはサイズに細かくこだわる必要がないため、フリーサイズが多く見られます。
ですが、中にはS〜Lサイズ展開している会社や子ども用サイズを用意している業者もありますので、
着用する人の中で体格差が大きい場合はそういった業者に依頼しましょう。
また、身幅が狭目のスリムタイプや、3L、4Lなどの特大サイズを取り扱う業者もありますが、はっぴの
サイズを細分化するほど複数人での使い回しがしにくくなり、長い目で見たときのコストアップにつながる
傾向があります。
当社カメオカで取り扱う既製はっぴのサイズ展開は下記の通りです。この一覧表を参考にして、
サイズ展開をどの程度充実させるべきかを検討しましょう。

 

身丈

身幅

フリーサイズ

83cm

66cm

大人S

73cm

56cm

大人M

81cm

65cm

大人L

90cm

70cm

子ども小(1~2歳)

42cm

31cm

子ども中(3~4歳)

47cm

33cm

子ども大(5~6歳)

57cm

40cm

子ども特大(6~9歳)

63cm

48cm

3.デザインサイズははっぴサイズに応じて決める

はっぴ本体のサイズ選びも大切ですが、オリジナルで入れるデザインのサイズ決めも大切です。

デザインサイズ選びは慎重に

サイズについてそこまで細かく考えなくても問題のないはっぴですが、入れるデザインのサイズについて
はもう少し慎重に考えたほうがよさそうです。
例えば、背中にデザインを入れる場合や、フルオーダーで総柄にする場合などは、本体のサイズと
デザインの大きさのバランスがとても重要になってきます。
ただし、デザインの大きさによって費用が大幅に変動する可能性もありますので、単にバランスの良い
デザインサイズに調整するだけでなく、コスト面も含め業者と相談しつつ慎重に検討するようにしましょう。

デザインサイズはコストとの兼ね合いも

プリント加工には版代が、刺繍加工には型代が発生します。
1版または1型ごとに料金がかかりますので、一番安く済むのは最低限必要な数だけ版・型を作成する
ケースです。
しかし、その場合、大人用であろうと子ども用であろうとすべてのはっぴに同じサイズの版・型を使用する
ことになります。
結果として、大きなはっぴに小さすぎるデザイン、小さなはっぴに大きすぎるデザインといった具合に、
バランスが悪くなってしまうことも多いでしょう。
用意するはっぴのサイズの数と同じだけの枚数の版や型を作成する必要は必ずしもありませんが、
たった1枚の版・型で無理をするのは得策ではありません。
著しくバランスの悪いレイアウトとなるのを避けるために、コストは多少かかっても大人用のはっぴに
1版または1型、子ども用のはっぴに1版または1型といったように作成する方がおすすめです。

4.オリジナルはっぴのサイズ検討時に気をつけたいこと

最後に、オリジナルはっぴのサイズ検討時に注意しておきたいポイントについてご紹介します。

サンプルの貸し出しを行っている会社を選ぶ

正式発注前に実物を確認できるよう、サンプル貸し出しサービスを行っている業者もあります。
サンプルがあれば素材の感触や品質はもちろん、着用時のサイズ感やデザインのバランス感も確認でき、
検討しやすいです。サンプル貸し出しサービスをぜひ積極的に活用しましょう。

当社のサンプルのお貸し出しについてはこちら

迷ったときには小さめより大きめを

はっぴのサイズ選びで迷うことがあるかもしれません。そんなときには、多くの場合、小さめのものよりも
大きめのものを選ぶのがおすすめです。長いものを短く詰めるのはできても、その逆はできませんので、
慎重に検討しましょう。

5. まとめ

オリジナルはっぴは、一般的な洋服よりもサイズ選びに慎重になる必要はありません。
フリーサイズがあればフリーサイズを、なければS、M、Lと普段の洋服のサイズと同じ大きさを選べば問題
ないでしょう。
むしろ気を配りたいのははっぴに配するデザインのサイズです。本体サイズとデザインの大きさでバランス
を保つためには、大人用と子ども用にそれぞれ一つの版や型を用いる方法がおすすめです。
サイズに迷った時は小さめのものより、大きめサイズを選んだ方が着用できずに困る、ということが
ありません。しかし、サイズ選びに失敗しないためにも、サンプル貸し出しサービスを行っている
オリジナルはっぴ製作会社を選び、実物を手にして検討しましょう。

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